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17事業の申請から

2021年度休眠預金活用事業として、長野県では初めてイノベーション企画分野で採択され、2月に公募開始、連休前4月28日に締め切りました。
事業名は
『誰もが活躍できる信州「働き」「学び」「暮らし」づくり事業』
~ウイズコロナ・アフターコロナ時代の次世代の社会実験に挑戦~
として、公益財団法人長野県みらい基金、一般社団法人長野県経営者協会、一般社団法人長野県労働者福祉協議会で構成された長野県休眠預金等活用コンソーシアムで進められます。
これまでの県内での休眠預金活用では草の根分野での助成でしたが、今回は地域社会にイノベーションをおこす、社会実験を展開する、多様なステークホリダーの協働、コレクティブインパクトを求める、という課題の源流に立ち向かう企画を求めました。

そして、連休前、4月28日に公募を締め切り、17の事業の申請がありました。
https://www.mirai-kikin.or.jp/kyumin-yokin/

地域ごと、全県、テーマごと、といった多様な事業、構成団体から申請をいただき、どれも課題への視点には、なるほど、と感動しています。

今、各団体へのヒアリングのまとめなど、審査資料をもとに審査の真っ最中で、採択は審査会に委ねられました。

そういった状況ですので、内容に関してはあまり言えないのですが、一つ、感じるのは、申請団体にはコンソーシアムで申請、それも多様なセクターと連携を、と公募でお願いしてきたのですが、やはりそれぞれの分野、普段顔が見えている方々との連携がほとんどで、業界の壁を越えて一緒に課題に立ち向かう、というのは難しいのだな、と感じています。
行政には縦割りだ、串刺しが重要、と言いますが、ソーシャルセクターも産業界も縦割りなのだな、と実感し、そこをどう越えられるか、が、伴走支援の要かもしれない、と覚悟しているところです。

次回は、採択された4〜5事業の内容をお話できると思います。