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休眠日記 人形劇アウトリーチ始める

2019年度休眠預金通常枠で事業が始まった「特定非営利活動法人いいだ人形劇センター」の「人形たちとつくるコミュニティスポット〜誰もがわいわい集まって人形劇をつくることを支援する〜」事業。
その内容は、人形劇という文化財の持つ特性を生かしたコミュニティを基盤とし、年齢や障害の有無に関わらず、人形劇に関心を持つ誰もがここに集まり、上演を目指し、制作に打ち込める場をつくる。
①若者たちが寄り添い、人形劇の制作から上演までの活動を実施。
②高齢者たちが集まり、人形を作ったり、稽古を重ねたり、観客の前で上演を行う。
③様々な障害や生きづらさを感じる人たちが集まり、人形劇を制作・上演することで充実感が持てるよう支援する。
④空き民家を借り上げることで、まちの賑わいを創出する。

飯田駅裏にある一軒家を「人形たちと作るコミュニティスポットほっこり」と命名し、週に2回、ワークショップを開いています。
ここまで至るには、コロナ禍での三密回避、集まりのしにくさなど思うように前に進めませんでした。
また、いいだ人形劇センターさんは、人形劇の専門家集団でありますが、引きこもりなどこども若者支援の経験はありませんでした。事業開始とともに、地域のこども支援関係者をメンバーに迎え、コツコツとワークショップを続けてきました。

2年目になる今年、人形劇の持っている魅力を困難を抱えているこども若者に一人でも多く伝えたい。と、アウトリーチ=出前ワークショップを始めます。

以下、チラシ転載です。

居場所「ほっこり」アウトリーチ

◆主なプログラム
1.人形劇公演(15~30 分)
○地元劇団 主に幼児・低学年向け
・人形劇団なむなむ 数作品あり
・サンバ(バ)チーム『三びきの子ブタ』
 ・人形劇 DALA(専門劇団)
『ふたりの魔女~ノビーとチャッキー~』
 ○専門劇団(20~30 分)
・小学校中学年以降も楽しめる作品あり

2.人形づくりワークショップ(1~2時間)
・片手遣い人形をつくります。各自、いらなくなった靴下を持ってきてください。
※それ以外の材料はこちらで用意します。

3.人形遊びワークショップ(30~60 分)
・人形を使って一緒に遊びます。
 ・暗くなる部屋があれば、影絵遊ぶこともできます。

◆実施期間
2021 年 9 月~2022 年 3 月
※ご希望の日時をお知らせください
※会場の広さやご希望の年齢層に応じて、一緒にプログラムを考えます。

その他、ご不明な点等など、お気軽にご連絡ください
[問い合わせ・お申し込み先]
特定非営利活動法人 いいだ人形劇センター 担当:木田
〒395-0044 長野県飯田市本町1-2 (川本喜八郎人形美術館内)
TEL 050-3583-3594 / FAX 0265-52-3594 / e-mail iida-puppet-kida@mis.janis.or.jp