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青春のベストテープ作り(再編集)

マイケル・ジャクソン、プリンス、ジョン・レノン、佐野元春、奥田民生・・・

好きなことをしている人は笑顔が素敵だと思います。

自分もかつて、

好きなことを、とことん追求していた時期がありました。

そのひとつが・・、

ベスト・テープ作りでした!(小学生~中学がピーク)

SONYのテープ。収録時間によってラベルの色が違った。親戚のお兄ちゃんの「なんといってもテープはTDKの音が一番!」という影響で、TDKが基本だったが、実はデザインがかっこいいソニーもよく使っていた。でも、お兄ちゃんに見つかると「ソニーか。デザインで選ぶのか。軽いな」と言われるので見つからないようにしていた(笑)

ベストテープ。何本作ったろう・・・

なにせ当時(1981-1985くらいがピーク?)は、レコードからカセットテープでベストを作る時代ですから。

めちゃくちゃマニュアルで、手間暇かかったものなんです。

一曲、一曲、レコードひっぱりだして、

針を置いて、フェイドアウトもイコライザー使って。

しかも、カセットテープの背表紙もレタリングで書いてましたからね。

まー、よくやったよね。

一本ベストテープ作るのに、きっと2~3時間かけてました。

TDKのAD。おそらく一番使用したと思います。コスパがいいんです。


いや、それだけじゃない!

作る前から、紙に書いて曲リスト考えてました。、

しかもk、ご丁寧に、全体の流れを考えて、それに従った曲選び。

当時、大好きだったアルバム、「スリラー」「イノセントマン」「リボルバー」などを自分なりに解釈して参考に考えるわけです。

A面(ああ、なつかしい響き)は、まず軽快に始めり、

その勢いを受けながら2曲目へ。

3曲目はバラードで聴かせ、4曲目はちょっとテンポをあげて、

最後はちょっとマジなバラードでしめて、B面への期待を残す・・とか。

B面の一曲目は静かに始まり、2、3曲目でテンポをあげていき、

4曲目でクライマックス!

最後の曲はアンコールを想定した、ライトな感じで終了・・・とか。

これは、自分でも好きな黄金パターンでしたね。

ま、そんなことを授業中、いっつも考えていたので、

よく怒られましたけどね。

マルクス派の友達がいました。僕ははまりませんでしたが、たまに使っていましたね。

でも、そんな感じで真剣に作っていたので、「めちゃくちゃいいベストテープを作るやつがいる!」って噂になり、なぜか隣のクラスの知らない人からまで依頼されたことありました。

完全ボランティアなので、正直知らない人に作るのはしんどかったですが、小学生だったこともあり、割と受けてましたね。

あの時、作ったベストテープ。まだ誰か持ってくれているのかな・・

ま、持っていなくても記憶に残ってくれていたら嬉しいなぁ

それにしても、好きなことって、本当にパワフルですね。

今、思い出して、再認識です!

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