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Googleさんからいただいた手鏡

半年以上前にはなりますが、Women Techmakers 2020のオンラインイベントにスピーカーとして参加したあと、Googleさんからノベルティの手鏡をいただきました。

◾️Women Techmakersとは
Women Techmakers (WTM)は、毎春、国際女性デーの時期に、IT業界の女性達の情報交換・学び合いの場として、世界中のGoogle Developer Groups (GDG)が主催するイベントです(参加は性別不問)。今年のテーマは「Together We Rise」。オンラインでの開催でした(Google Developers Japan:Women Techmakers 2020 オンライン イベント開催のお知らせ)。

◾️私が発表したテーマ
前半は『高校段階でのプログラミング教育について』、後半は『エンジニアから教員へのキャリアチェンジはありか?』という内容で発表しました。特に後半はあまり巷にない生の声をお届けできたかな、と思います。

◾️Googleさんからもらった鏡
本題です。WTMでスピーカーとして参加させていただくのは3回目。過去のつながりから、お声をかけていただくのですが、今回はさすがに、職種もIT系からほど遠くなり、年齢も・・・。なので、自分ではなく、これからの世代の人にぜひ、と心から思い、提案もしました。

何が言いたいかというと、若い人、特に名古屋という地方(東京と比べて)にいる女性たちが控えめすぎるのではということです。

参加後に、Googleさんから頂いたノベルティの手鏡には、ハッシュタグが書かれていました。

#I AM Remarkable

#IamRemarkable は、世界のあちこちでワークショップが開かれているGoogleの取り組みの一つということを、このとき初めて知りました。

#IamRemarkable is a Google initiative empowering women and other underrepresented groups to celebrate their achievements in the workplace and beyond.                                     https://iamremarkable.withgoogle.com/

女性や過小評価されてる人たちにパワーを与える取り組みで、職場やその他の場所での行いについて、ちょっとしたことでも "I am remarkable because..." と外に発信するようにする。まわりはまわりで、へぇーすごいね、頑張ったね、とcelebrateする。そういう取り組みだと理解しました。

私は高校で働いています。日本の高校生は他の国の若者と比較して自己肯定感が低いということが、データとともによく取り上げられます。努力を結果に繋げることのできる一握りの人たちはともかく、「とうせ自分なんて」という雰囲気の高校生は少なくない。でもちょっと話を聞くと、大人でもへえ〜と感心することをサラリと言ったりもします。

若い頃から「こんなことやったよ」「私これちょっと詳しいんだよね」ってことを言葉に出す経験を積み重ねていくと変わるかもな、と思います。大人が褒めて育てるというのではなく、子供が自分から発信していけるよう大人がサポートできたらいいなと。

謙虚が美徳とされる日本人、というのも悪くないと思ってます。やたら声が大きいだけの人にもなりたくない。でも、これからのボーダレスな世界では、もうちょっと若者に自信を持って外の世界に出ていってほしいなと思います。根拠のない自信ではなく、少しずつachievementを積み重ねて得られる自信。そのサポートができるよう、私自身が常に意識していこう、そんなことを思った手鏡でした。

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