私がピルを飲み始めた理由

中学生の頃から生理が重く、
市販の薬じゃ効かないため
婦人科でボルタレンを処方してもらっていた私。




だけれど
23歳が近づいてきて、将来のことも見据え
自分の身体と向き合おうと思い、
ピルを飲むことにしたのでそのことについて書いていこうと思います。




ピルってまだまだ世間からいやらしい目で見られるお薬だと思うし、なかなか効果・有害事象(いわゆる副作用)についてわからない人も多いのではないでしょうか。




私は実際にピルの服用についてすごく悩んだし、同じようにピルの服用に悩んでいる方の参考になればなと思います。




まずは私の生理について。

私の普段の経血量は、

・1日目が1番多い。
 昼用の大きなナプキンを4時間で交換して
 漏れない程度にナプキン上が大洪水。
 トイレの中も真っ赤っか。
 夜は夜用の大きなナプキンで事足りる。

・2日目は割と治まる。
 昼用の大きなナプキンを4時間で交換して
 丁度いいぐらい。
 ナプキンを裏返すと血が見える。
 夜は夜用ナプキンを一応つけるけど、
 お尻まで流れるほど出てない。

・3日目は少ない。
 21cm程度のナプキンで4時間ぐらいもつ。

・その後は本当に少ない。
 ナプキンはいる。




本当に辛いのは他の身体症状で、

・生理1〜2週間前から子宮の辺りが痛む。
 薬はいらない程度で、
 まあ気になるかなってぐらい。

・生理2日前になると、
 薬を飲みたくなるぐらいお腹が痛い。
 胸が張って痛く、全身が浮腫む。
 家から出たくないほど下痢がひどくなる。

・生理1日目2日目は本当に辛い。
 生理痛が酷くて寝込む。
 痛み止めのボルタレンが処方の数では
 効かないので倍飲む。
 高熱が出た時のように関節が痛い。
 腰が痛くてどんな体勢も辛い。

・3日目からは生理痛なし。
 薬も飲まない。




あとは生理周期が34日〜52日とムラがあり、
性行痛がある。




性行痛は、私は奥が痛い。
痛みがあるから何も感じないし、
性行為を良いと思ったことがない。
そんなレベル。




いわゆる精神症状という、
鬱っぽくなったり
怒ったり
泣いたり
ということは一切なかったので
それはラッキーでした。



単純に生理が辛いだけなら
痛み止めを飲み続ければ良いかなと思ってたけど、




子宮内膜症とか、子宮筋腫とか、
疾患の可能性を考えた時、
ちゃんと自分の身体のことを考えようかなあと思っとことがきっかけです。




かかりつけの婦人科の先生に相談したら、
軽い感じで

「ピル飲む?」

って言われてビックリ。




ピルって体内ホルモンを調整して
生理を止めてしまう薬。




生理は、長年続くことで子宮内膜が厚くなり、
生理の症状が辛くなっていくそう。




だから生理を止めてしまって
子宮内膜が厚くなるのを予防して
生理の症状を軽くしようって薬です。




ですが、ピルって血栓症(血液が血管の中で固まって血管を詰まらせる病気)とか乳がんのリスクを高めるという有害事象があります。




ちなみに私は非喫煙者なんだけど、
喫煙者は血栓症のリスクが高まるからピルはあまりお勧めできません。




私は
"ピルを飲むリスク"、
リスクがあるのに軽く勧められたこと、
リスクについて何も説明がないこと
を不安に思ってその時は決断できませんでした。




家に帰ってから色々調べて、
いろんな医者がピルを勧めている様子が
不自然で気持ちが悪くてやっぱり決断出来ず...




思い出す、子宮頸癌ワクチン接種のススメ




3ヶ月ぐらい悩んで調べてを繰り返しました。




でも生理が辛いことが理由で職場に迷惑をかけるようになった時、

"生理が辛いこと、実は病気かもしれないリスク"

"ピルを飲むことで病気になるかもしれない小さなリスク"

を天秤にかけて、




「生理が辛くて毎月しんどいことと、
実は子宮の病気で、将来不妊に関わるかもしれないなら、治療をしてみようかな」

と思うようになりました。




ピルを医師に勧められてから3ヶ月後、
ピルを処方してもらうためにもう一度婦人科へ。




先生が私に処方してくれたピルは、
超低用量ピル。




長くなったので
ピルについて、飲み始めてからどうだったのかはまた今度書きます。