Strapの事業責任者になりました。グッドパッチがSaaSプロダクトのスケールに挑戦する理由
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Strapの事業責任者になりました。グッドパッチがSaaSプロダクトのスケールに挑戦する理由

Jun Saso

こんにちは、グッドパッチの佐宗です。
30歳最後の日にこの記事を書いています。

表題の通り1つお知らせです。
この6月より、自社事業であるオンラインホワイトボード『Strap』の事業責任者を務めることになりました。ReDesigner及びReDesigner for Studentは兼務という形になります。

なぜ、自分がこのタイミングでStrapを兼務するのか、ちょっと過去の歴史を書いておこうと思ったのと、今感じていることや考えていることを書いておこうと思います。

WHY Strap??(歴史編)

まず、これを説明するために6年半前に遡ります・・。
この3年以内に自分のことを知った皆さんはきっと、「佐宗=ReDesigner」という印象だと思います。

しかし、実は自分2015年のグッドパッチ入社時にはPrott(Product Division)」所属なのです。
そしてなんとBusiness Development兼務時代と合わせて2017年末までの2年半、どっぷりProttチームで過ごしてきたんです。

証拠写真はコチラ→(やばい、懐かしすぎる・・)

集合写真

そして、現在のStrapチーム、実はほとんどのメンバーが元々Prottをつくっていたチームなのでガッツリ一緒に働いているんです。

その元ProttチームがStrapをリリースするまでのエモい記事がちょうど昨日出たので是非こちらも読んでみてください。

先ほども話したようにProttのリニューアルでは「エンジニアとしては」いいものを作った感覚を持っていたんです。1年以上コミットしてきたものが世に出なかった喪失感は大きく、心も折れかけていたので「もういいかな」とGoodpatchを辞めることも考えました。ですが、その直後に実施した代表の土屋との面談で「もう一度プロダクトを作らないか」と言ってもらえたことで残ることを決めました。この後もしばらく苦悩は続くのですが(笑)、土屋に「やります」と言った以上もうやるしかないと覚悟を決めました。
Prottのリニューアルが頓挫することになった時、僕も退職を考えましたし、実際に去っていくメンバーもいましたが、それでも踏ん張って残り続けた今のメンバーには「このままじゃ終われない」という想いがあります。

自分は2017年12月からReDesignerの立ち上げをやっていたので、Prottのリニューアルには携わることは出来ませんでしたが、2年半一緒に働いていたチームが苦境に立たされている姿を見て色々と思ったことはありました。

とにかくここで言いたかったのは、自分にとってはStrapが所属するProduct Divisionに戻ってくることは「はじめまして!」ではなく、「ただいま!」なのです。

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(↑異動後にメンバーに送ったUnipos)

WHY Strap??(事業&組織編)

次に、なぜStrapを担うことになったのか、事業と組織の側面からお話しします。

①Prottのスケール経験
そんなプロトタイピングツール Prottですが、当時はまだ今のようなFigmaやXDがなくプロトタイピングというカルチャー自体が真新しい時代でした。

SaaSプロダクトとしてはいわゆるT2D3の成長曲線を2年目から大きく超え、MRR1,000万円を超えても伸び続けるユーザーに愛されるプロダクトでした。
どれだけ愛されていたのかを示す写真はこちら→

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これは2015年のProttのアニバーサリーイベントの時の様子です。Prottチーム、そしてProttを使ってくれているクライアントの皆さんが一堂に介しており、もはやどこまでがグッドパッチ社員かわかりません。(笑)

また、今でもこの写真に写っている方々はReDesignerのクライアントとして深くお付き合いさせてもらっている人が多いです。

そして、このSaaSプロダクトであるProttのMRR60万円時代(FY2015)にジョインし、MRR1,000万円を超えるに至るまでの事業成長・組織成長をしていく過程を一通り経験し、Prottからは本当に多くのことを学ばせてもらいました。

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・MRR60-300万円時代はPMF検証を兼ねて多くの方にヒアリングさせていただき、User Meetupやコミュニティー運営を通じた利用事例の発信。また、プロダクトの体験価値を広げる機能の実装を行いました。

・MRR300-1,000万円〜時代はエンタープライズの対応であったり、グローバル対応、技術的負債の解消からプロトタイピングワークショップまで提供価値対象を拡げることをしました。

・どのフェーズでも常に社内でたくさん使ってもらい、DogFoodingを通じた改善活動、そしてプロダクトの価値にこだわり『偉大なプロダクトは偉大なチームから生まれる』という言葉が生まれました。

上記のようなProttで体験したことを更にアップデートし、今度はStrapという事業でSaaSのスケールに挑戦していきたいと考えています。

②ReDesignerとのシナジー

そしてもちろんReDesignerグループとのシナジー効果もあります。
まず何よりReDesignerの組織運営の中でStrapを大いに活用しています。その時の記事はこちら↓

ReDesignerで培った事業運営ノウハウの活用はもちろん、ReDesignerを通じて多くのデザイナーに、ReDesigner for Studentを通じて教育機関や学生の皆さんにもStrapを通じた新しいコラボレーションを体験して欲しいと思っています。アカデミックプランもあるので是非↓

というわけで、まとめると、こんなことに挑戦していきたいと思っています。

✔︎ ProttとReDesignerで培ったノウハウの融合
✔︎ Strapのビジネス戦略とプロダクト戦略の統合
✔︎ スケールするプロダクトと組織の体現

参考程度に、Strapチームに来てから解像度を上げるためにオンボーディングで使ったスライドを置いておきます。マネージャーとして異動する際は使ってみてください。

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最後に

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。
今日は書きませんでしたが、実はReDesignerも無事3周年を迎えることができ、先日ReDesigner3周年・ReDesigner for Student2周年のイベントを開催しました。(別途note書きます!)

ここまで来れたのも、いつもお世話になっている方々のおかげです。
この場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとうございます。

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(↑86社に集まっていただいたReDesigner3周年イベント)

最後に。グッドパッチはデザインパートナー事業と呼ばれるクライアントワークと、デザインプラットフォーム事業と呼ばれる自社事業の両輪によって成り立っています。それは自分が入社した2015年から今にかけて、ずっと大事にされてきた思想です。

グッドパッチはデザインカンパニーであり、プロダクトカンパニーでもあります。『デザイン』という可能性を中心に、デザインの力で世界を前進させるデザインコングロマリットなんです。良いモノを作る事を目指したデザイン会社は多いと思いますが、デザイン産業やデザインの価値を上げることを目指した会社はあまりなかったのではないでしょうか。

日本において『デザインの力を証明する』ために、デザインカンパニーとして上場し、クライアントワークでデザインを通じビジネスに影響を与え、GoodpatchAnywhereでフルリモートチームを通じ新しい働き方に挑戦し、ReDesignerでデザイナーが活躍する機会を見出し、ReDesigner for Studentで世の中にデザイナーを増やす活動をしています。そしてProttを通じてプロトタイピング文化を根付かせ、Strapを通じてオンラインのコラボレーションを通じた新しい価値を生み出し、組織文化を支えていきます。
(ちなみにReDもStrapも全ての部署で採用中です、是非!)

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3年半前、大好きなProttを離れ、こういった形で自社プロダクトチームに戻ってきて、また一緒に働ける日が来るとは夢にも思いませんでした。きっとStrapチームのみんなもびっくりしたことでしょう。笑

そんなグッドパッチの自社プロダクト『Strap』は、大きな荒波を超えた強固なチームで第二章が始まります。まだStrapに来て3週間ですが、すでにチームメンバーの覚悟や一体感をReDesignerのように感じ、事業成長の可能性しか感じません。未来が明るすぎて見えない。

いつも成長の機会を与えてくれるグッドパッチに感謝しつつ、今度は自分がチームメンバーの成長機会を提供できる大人になりたいと思います。

Go! Strap!!

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31歳も駆け抜けていくぞ〜

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Jun Saso

最後まで読んでいただきありがとうございます!

Thank you!
Jun Saso
Goodpatchでデザイナー向けキャリア支援サービス「ReDesigner」、デザイナーを目指す学生向けプラットフォーム「ReDesigner for Student」の事業責任者をしています。2021/6よりオンラインホワイトボード「Strap」の事業責任者も兼務。