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【サラマンダー財団自動車資料】三菱ランサーエボリューションX CZ4A


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三菱 ランサーエボリューションX CZ4A
(スペックは08年式RSを参考)
【製造期間】2007年10月~2015年8月
【生産国】日本・愛知県岡崎市
【先代車】CT9A型ランサーエボリューションIX
【後継車】CZ4A型ランサーエボリューションファイナルエディション
【名前の由来】ランサーは「槍」、エボリューションは「進化」からきている
【当時の新車価格】315万円
【別名】なし
【全長】4,495mm
【全幅】1,810mm
【全高】1,480mm
【定員】5名
【ボディタイプ】4ドアセダン
【車重】1420kg
【駆動方式】4WD
【クラス】スポーツコンパクト・スポーツセダン
【エンジン】三菱・4B11ターボ(2リッター直列4気筒DOHCシングルターボ)
【最高出力】300馬力
【最大トルク】43.0kg・m
【サスペンション】F/ストラット、R/マルチリンク
【変速機】5速
【パワーウエイトレシオ】4.7kg/ps
【トルクウェイトレシオ】33.0kg/kg・m
【0-100km/h加速】4.9秒
【0-400m】13.2秒
【最高速度】241km/h
【作中の搭乗者】毒蝮南亜河(サラマンダー財団・26歳)、石守要(サラマンダー財団・26歳)

 通称「エボX」

 三菱を代表する名車、10代目となるランサーエボリューションとなります。
 このモデルのランエボは「第4世代エボ」と言われています。

 これまでのランサーエボリューションは期間や台数を限られて販売されていましたが、本モデルはランエボとして最初で最後となるカタログモデルなりました。

 キャッチコピーは「その進化は、一瞬で次代を抜き去る」です。

 ベースとなった車は三菱・ランサーの後継車であるギャランフォルティスですが、その車は海外では「ランサー」という車名で販売されているため、ランサーエボリューションと名乗っています。

 エンジンは先代までの4G63から、新たに4B11にを搭載しました。
 重量の軽量化に加え、ヨーモーメントの低減に大きな寄与しています。
 トルクはMIVECとの組み合わせでトルクは43.0kg・mを達成しました。

 馬力は自主規制が緩和されて後にも関わらず当初は先代と変わらず280馬力でしたが、登場から1年後に300馬力へ上がりました。
 当初は320馬力になる予定だったものの、リーマンショックが原因で妥協を余儀なくされたようです。

 グレードは従来通り、街乗り重視のGSRと競技用のベースグレードRSが用意されました。
 RSにはエアコンといった走りに関わりの無いパーツが外されているだけでなく、従来装着されていたリアウイングがオプション設定となっております。

 ランエボ初のカタログモデルとして販売されたエボXでしたが、昨今のセダン・スポーツカー市場の縮小もあり販売台数に伸び悩み、2014年にはカタログ落ちしてしまいます。
 
 その記念車であるランサーエボリューションファイナルエディションを発売するのでした。

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