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カワセミレポート

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空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには…
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#給餌

【カワセミレポート 240511】殻だし確認!

【カワセミレポート 240511】殻だし確認!

空堀川の上流域、雛が孵り、その卵の殻を親鳥が運び出す「殻だし」が、確認されました(5/10、5時29分)。幾つの卵が孵っているのかは未だわかりません。抱卵期から抱雛期(ホウスウキ)。

以降、10〜15分おきくらいの間隔で、カワセミペアが交代で小さなエビや魚を巣穴に運ぶ「餌やり」が観察されています。巣穴から雛が姿をみせるのは5月末以降になるでしょう。

この時の巣穴の中には母鳥がいて、雄鳥と交代し

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【カワセミレポート 240416】繁殖期の主導権はメス

【カワセミレポート 240416】繁殖期の主導権はメス

ブログ記事( カワセミの求愛給餌が続く )から1週間、空堀川上流域のカワセミペアのその後を報告しよう。早朝、ペアの縄張りで給餌や交尾が繰り返されている。巣穴を出入りするペアの嘴に土は見られない。産卵期に入っている。

月曜(15日)の朝、巣穴の対岸から給餌のシーンと交尾失敗のシーン(GIF画像)が撮れたので、それを紹介しよう。観察の時間帯にメスの巣穴に籠る時間が30~40分、巣穴から出たメスが待っ

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【カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

【カワセミレポート 4月7日2024】産卵はまだと見た!

空堀川上流域のカワセミペア、いつもの縄張りで早朝に給餌や交尾のシーンがしばしば目撃されている。(残念ながらよいショットが撮れていない) 巣穴に籠るメスの時間も長くなってきています。そのメスが巣穴から顔を見せるメスの嘴には未だ土が見えます。

カワセミは産卵期に卵を5〜7個を、多分、数日をかけて産むとみられている。卵を温め始めるのは全ての卵を産んでからではないのか? だから、既に幾つかの卵を産んでい

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