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カワセミレポート

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空堀川の上流域をカワセミのメス(マザー)が縄張りとしています。ここには、水があり、餌となる魚がおり、何よりも巣穴を確保できます。カワセミにとって、産卵して雛を安全に育てるためには…
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2024年3月の記事一覧

【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

【カワセミレポート 240330】巣づくり佳境!カワセミペア

空堀川上流域のカワセミペア、そのオスによる巣づくりが続いている。今朝も巣穴下でしばらく待機していたオスはメス(マザー)が近くにやってくると促されて巣穴に飛び込む。メスが去って、また戻って来ると、再びオスは巣穴から姿を見せて巣穴に戻る。

巣穴から出て来るオスの嘴には土がついており、メスが巣穴に籠るシーンは少ないので、メスの産卵にはもう少し時が必要なのだろう。そんなシーンが繰り返されていた。小1時間

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【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

【カワセミレポート 240324】春の巣穴 決定!産卵を待つ

空堀川上流域のカワセミペア、記事( 【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域 )から1週間、その後の様子をお伝えしよう。今朝(24日)は日の出タイム直後(6時)に観察ポイントに向かう。動きが始まったのは7時前、オスが下流域から戻ってきた。

この春の産卵用に決まった雨水排水管の下の止まり木で、メス(マザー)が戻って来るのを待っている。対岸にメスが戻って来るのを見届けると、巣穴に

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【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

【カワセミレポート 240318】ドラマ進行中 空堀川上流域

春分の日を前に控えた空堀川の上流域、ここのカワセミペアが昨年誕生してから2度目、いよいよ春のドラマが始まり、オスの動きが活発だ。日曜の朝、月曜の朝も日の出タイム直後から、巣穴づくり行われていた。

巣穴は昨年も2度利用された川の北側擁壁の雨水排水管、オスを中心に巣穴づくりが進んでいる。昨日の朝は、オスが巣穴から土を運び出し、水浴びをしているところに間に合った。水浴び、餌のドジョウのゲット、交尾、そ

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【カワセミレポート 240305】春の始動 空堀川のカワセミペア

【カワセミレポート 240305】春の始動 空堀川のカワセミペア

大地が温まり、冬眠をしていた地中の虫が陽気に誘われて穴から出てくる頃という「啓蟄」。空堀川上流域のカワセミペアの動きも活発になってきた。熱心に連日この上流域に通っているお仲間からの報告では...。

日曜日にはカワセミペアの交尾するシーンが見られたという。翌日の月曜日には、ペアで巣穴づくりに励むシーンも見られたと。今週火曜の朝は曇り空、ペアの動きは呼吸が合わずに「接近どまり」であった。「呼吸」とは

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