手牌読み問題解説

『手牌読み問題』

上家は今④チーして七切った所。
何が当たりそうか考えてみましょう。

本命○○
対抗○○

みたいな感じで(実際何待ちかを完全に当てる問題ではありません。たぶんそれは無理です)

大体考え終わったら⑥-⑨ってどれくらい危ないか考えてみてください!きっと新しい発見が…

まずは第一感。
索子は全部通りそー、筒子は⑥⑨かドラ側の愚形とかかな、萬子はなんでもあるなー。
ぱっと見て思うのはこんな感じ。

では一つ一つ解説and深追いしていきましょう。

まずは索子、1357が通ってる。一応6-9は生きてるが7早い事と前巡に上家が6切ってるのでほぼ否定。

次に筒子。①-④チーしてる事もあり⑤は孤立濃厚(例えばもし④⑦残りなら②③⑤⑤⑥から⑤切ってる事になるので不自然)
なのでありえるのは二度受けの①-④、⑥-⑨、ペン⑦、ドラ絶対切りたくないマンとかだったらカン⑧もか。

最後に萬子。
チーしての打七。しかも發より後なのでほぼ関連牌。
真っ先に思い浮かぶのはまたぎの六-九と五-八。
画像だけだと仕掛けたタイミングわからないが一応上家がどちらも切ってるので危険度はややダウン。この場合、後に切られた八の方が危険度は下がる。
このあたりは仕掛け者の打ち方や点棒状況(バック上等かどうか)も判断材料に。
次に意識して欲しいのは愚形に当たるパターン。
リャンカンからのカン四や、五シャボ(シャボは2個隣が危ないと覚えときましょう)
この辺は筋やノーチャンスになっても気軽に切らないように!

七が待ちに関連してないパターンは概ね2つ。
①浮き牌として残していた
この場合は愚形残りの可能性高いのでペン⑦とか
②アンコから
この場合は七をまたがない単純リャンメン⑥-⑨とか二-五が当たる感じですね。

ちなみに最後がチーじゃなくてポンの場合は待ち変えとかもたまにありますね。ポンテンは基本的にソバテンじゃない事が多いのですが、既にはってそうだなぁって思ってた場合は二三四五七からとかも疑ってみましょう。

って訳で⑥-⑨に関しては、七がアンコから打たれたケース以外大体通るという判断になります。
第一感だと結構危なそうなのがちゃんと読めば通しやすいっていう面白い話でした!

実戦では、例えばこの後七が複数見えたらアンコからが否定できたり、他の筋が通った場合は危険度あげたりと一巡毎に判断する事になります。

「捨て牌読みは消去法と濃度判断」
「確定情報と非確定情報をうまく使い分けろ」

これを意識して見てください!
ちなみに実際はこんな感じでした!

あ!1巡目にドラ切ってかぶってる私は私ではありません!
では!

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