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バイクで富士山一周をしてきました。

この週末には、バイクで富士山を一周してきました。

富士山といえば日本一の山だし、綺麗な丸い形をしているので、比較的一周しやすい一周を実感する山です。

朝の6時頃にスタートして夜の8時ぐらいに帰ってくる。 1日のうち14時間もバイクに乗っていて、 距離的には360km走っています。

帰ってきたらヘトヘトになっていたし、充分に走った実感はありました。でも、何かが足りない。 こんなに疲れてはいるけれども何かが足りない。それは一体何だろう。帰ってきてそんな思いがありました。

バイクに乗るのは好きです。 どこかに行くための手段として乗るというよりも、乗ること自体が目的になっている感じもあります。

では一体何が「好き」な理由なんだろうかを改めて考えてみました。

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人によってその理由は様々だと思います。 難しいコースを速く走り、スピード感やスリルを味わうのが好きな人もいるでしょう。

僕は結構ゆっくり走る方なのでスピードは特に欲しい感じではありません。で、いつもの走り慣れた道を走り続けるのもあまり好きではなく、初めての道が好きです。

そう考えた時に、自然の中に溶け込んでる感じがするのがいいのかなと思いました。ただ、 だとすると今回のように富士山の周りを走ってくるというのは完全に自然の中にいるわけで、何かが足りないと思うことはないと思うんです。

バイクで走っている時に、カメラを回していることが多いです。 で、とても満足したときと、今回となんとなくに比べてみました。

富士山はきれいな形をしすぎていて、道路が単調になり、実はあまり見晴らしが良くありません。 綺麗な円柱の周りを回れば単調にもなるし標高の上がり下がりもあまりなります。 なので、ずっと森の中を走っている感じになり、景色を楽しむ感じにはなりません。 特に、景色も荘厳な感じにはなりません。きれいなところはきれいですけどね。

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逆に、峠越えをするようなルートでは、標高がどんどん上がっていき景色もどんどん良くなります。浅間山から志賀高原(渋峠)に上がっていくルートなどは、 物凄いという表現が合うような景色です。あっ、空が広い感じがするところがいいんだ、きっと。

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そういうのが好きみたいですね。

ただ走っているだけで楽しい。そう思っていましたけど、実はそうでもなかったみたいです。

旅の楽しみはいろいろ。 また新しい自分発見にもなりそうなのでいろんなところを走り回ろうと思います。

これから冬本番。オートバイ乗りにはきつい季節になります。 だからこそ道はすくし、空気が澄むので景色が綺麗になるし、食べ物もおいしくなります。 冬バイクは海方面が素敵です。やっぱ、房総半島方面かな。

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