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蛇口の水栓パッキン交換をしたら、人の身体のメンテも同じだと感じた日

あるとき、水道の蛇口が完全に閉まらずに、ポタポタと水が垂れるようになっていることに気づきました。

たぶん、蛇口の中のパッキンだか何だかの寿命です。

自分で修理してみようと思い立つ。

一応元エンジニア。蛇口の構造というか仕組みというか、わかればもしかしたら修理ができると思いました。いまでは、YouTubeで色々なことが調べられます。いい時代だ。

ということでYouTubeで検索しまくります。

YouTubeでの下調べによると構造は簡単です。素人考えしても、それほど難しい構造じゃないはず。ネジを開けて、中に入っているパッキン部品を交換するだけ。作業慣れしている小学生ならできちゃうような作業です。

蛇口なんて、物としての構造は単純なもので、自分で修理出来ると判断できました。 さらにいえば部品代も安いです。 自分でやらない理由はどこにもありませんでした。

実際に修理してみる

とはいえ、理論理屈と実践には違いが生じることが多々あります。

実際に作業を始めてみると、最初のネジひとつを外すところから躓きました。

固着が起きていました。ハンドル(手で回すところ)が汚れで軸にこびりついています。YouTubeとかでみると、止めているネジさえ外せばなんてことなく外れるのに、うちのは叩いても外れません。

今回の蛇口に限らず、ちょっと古いものをばらそうと思ったときあるあるな、固着。普段ならなんてことないところほど、ダメな時ほど知恵が必要なことが多いです。

最終的には、叩いたりこじったり、今までの人生での自転車・車・バイクのメンテでの知識を総動員して外すことができました。

作業を進めていくと、最初の固着以上に苦労することもなく最後まで行きます。特に問題は起きなかったですが、中はかなりボロくなっていて、軽い固着もありました。

思うに、前回のメンテはかなり前だと思われます。最悪、一度も行ってないかもしれないです。だとしたら数十年やってないので…、そこまではないか。

人の身体も同じだなと

普段は人の身体のメンテナンスをしているので、こういった「物」も大差ないなと思いました。

さっきまでちゃんと機能していた。でも開けてみると中はボロボロで、いつ壊れてもおかしくない状態だった。 こんなことが起こっているわけです。

ということは、今ちゃんと動いていても明日もちゃんと動くかわからないし、それこそ保証などありません。

多分大丈夫だろうと思っていても、いざ動かなくなって開けてみて中はボロボロになっていることに気づいても、もう遅いかもしれません。

ということは、何の問題がない感じがしても、時々は開けてみたほうがいい、ということになりそうです。 人の身体でいったら、健康診断くらいは受けておこう、もしできるのならメンテナンスを受けておこう、そんな感じです。

何かあっても、初期段階で修理しておいた方が安心だし低コストだし、さらにいつもいいパフォーマンスが得られるわけです。

まとめ

とまぁ、こんなことは世の中あちこちでいわれていることで、 でもなかなか実践できないことで、こんなことを書いている自分にとっても難しいことだったりします。

ただ、 あんな単純簡単なものでもそこそこ大変な思いをして、かなり心に響いたので記事にしてみました。

最近では DIY もそこそこ流行りになっているようなので、 ご自身の身体を含めて身の回りのものをメンテしてみるのもいいかもしれないですね。

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