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身体関係の仕事の話

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せっかくの本業のウェブサイトやブログじゃない場所であるnoteなんだけど、だからこそお客さまを意識しないで書くことができる場所でもあるわけで、そんな話です。
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#治療院

テーピング効果の実証 - 遠方から訪れた患者さんの体験談

一般的に、自費の治療院には、遠くから患者さんが訪れることがあります。ケーセブンにもそういう傾向はあって、近所の人よりも遠方から来る人の方が多いです。 先日、普段自分の街からあまり出ないという方が、電車を乗り継いで3時間かけて来院されました。 きっかけは、ケーセブンのスタッフが書いた「テープケア」の本。その本を読みながら自分でテーピングを行ったところ、大変な効果があったそうです。 これまで近所の整形外科、接骨院、整体などに行ってもあまり効果がなかったのに、本を読んでテープ

施術の良し悪しは道具でなくて施術者の腕にある

よくお客様と話をすることに、施術は何が効いているのかというのがあります。 例えばある患者さんは鍼が効くといいました。 医療提供側の僕らからすると、それは鍼が効いているのではなく、鍼を使った先生の技が効いています。 もし鍼自体が効くのであれば、先生のところに行かずに自分で鍼を刺しても効くはずです。 例えばテーピングでも同じです。 施術をした時に「テープってすごい効きますね」といわれることがあります。しかしそれは、テープ自体が効いているのではなく、施術をした僕の技術が効

拮抗筋により注意を向けると動きが一気に変わる

医学の世界は日進月歩で進歩を遂げています。 一般的に治療家と呼ばれる人達にその進歩の成果が降りてくるのにはとても時間がかかります。ただ、治療家自体にも日々の経験より、急に自己成長を遂げる瞬間があります、僕の場合も年に数回ずつ、ちょっとしたきっかけで一気に進歩をする瞬間があります。 毎年毎年それを繰り返し治療家としてのスキルが上がっていきます。 で、この記事はどちらかというと、身体に施術をしていくプロ向けに近い話です。 物にはすべて表と裏があるものには表と裏があるように

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