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身体関係の仕事の話

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せっかくの本業のウェブサイトやブログじゃない場所であるnoteなんだけど、だからこそお客さまを意識しないで書くことができる場所でもあるわけで、そんな話です。
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#キネシオテープ

【重心位置をキネシオテープで制御する】

立っているとき、重心は両足で囲まれた範囲内にあります。その位置がずれると転ぶため、重心位置は重要です。 今回は前後方向の重心位置を制御する話。前後方向とは、つま先から踵までの間のどこにあるのか、ということ。 この重心位置は、キネシオテープで簡単にずらせます。つま先重心にしたい場合はつま先に近いところにテープを貼り、踵重心にしたい場合は踵に近いところにテープを貼ります。 例えば、浮指な人は踵寄り重心なので、母指球あたりにテーピングする。 これは、姿勢や重心位置を決める全身

キネシオテープは使わなくなってきたけど、稼ぎ頭になってくる気配…

人の身体に触れていく仕事を始めて20年以上がたっています。なんと早い。 この仕事に入るときに、何かしら武器になるものが必要だと考え、キネシオテープなるものを習いました。学校じゃなくて、協会が運営する講座に通ったんですね。(今は完全に離れちゃったけど、しばらくは関わっていた) 仕事を始めてから、かなり長い間このテーピングを使ってきて、技術も磨いたし、たくさんの人の身体を修理してきました(いまでは、治療院というよりも人間整備工場になってます)。でも、今では僕自身はほとんど使わ