伊豆半島一周ライド

はじめに

先日、伊豆半島一周ライドに行きました。行程220km獲得標高3400mを1日で走り切る必要があり、自分でもよくクリアーできたなぁと思っております。
考えてみると、クリアーできた理由がいくつか思い当たりました、その辺をつらつらと書いていこうと思います。

夜勤明けの1日目
伊豆イチ本番の2日目
箱根越えの3日目

うまくいった要素

経験からくる疲労管理

真夏のライドは何度も経験して、足が痙攣する前兆や対処なども分かりきっていたのでその場で対応を考える必要がなく、手順が確定していました。
補給食も想定した使用量の150%を事前に用意、動けなくなる前兆が出てきたらとにかく補給をし続けて、とりあえず足だけは動く状態を維持することができました。

ハード関係のトラブルがなかった

3日間で合計407km走りましたが、ハード関係のトラブル(メカトラ)は出ませんでした。
清掃、注油、増締めの設備管理基本3原則を普段からしっかり守ってきた成果が出せたのではないかと考えています。

特にチェーン周りは大切

身体(特に胃腸)が頑強だった

自分の身体がここまで強いとは思っていませんでした笑
220km走りきってズタボロになっても、疲労で食事が喉を通らないということはなく夕飯にロースカツ定食の松を食べきってビールを3杯飲み、ホテルで寝て起きて箱根の峠越えをして帰宅できました。

ビールは心の水
分厚いロースカツ最高

想定外だった要素

ドライブユニットのシステムエラー

170km地点で突然E-014エラーが出てシステムが停止しました。
shimanoのディーラーマニュアルを参照すると、センサーエラーでした。
スピードセンサーとマグネットを清掃してみましたがダメ、電源再起動してもダメ、センサーケーブルを抜差ししてもダメ、お手上げになりました。
ディーラーマニュアルにはセンサー位置調整をしてしばらく走れば復帰すると書いてあったので、時間も切迫していたのでとりあえず走って下り坂で回してたらいつの間にかに復帰していました笑
今でもエラーの原因がさっぱり分かりませんが、一応マニュアル通りの対応でなんとかなりました。走ってる間にセンサーが復旧するなら軽微なエラーなのかもしれません。

これは終わったと思った

150km超えてから蓄積した疲労が出てくる

150kmくらいから道路状況に対する判断力が落ちてきていることが自覚できる状態が増えてきてしまいました。
すぐにコンビニ休憩を入れてコーラをうまそうに飲む選手権に優勝して対応しましたが、ロングライド時の判断力維持は安全のためにも大切な要素だと改めて思い直す機会となりました。

罪悪感のないコーラ

その他

景色が非常に良かった

特に南伊豆の海岸線は絶景で、千葉、横須賀、三浦、湘南とは別次元でした。南伊豆は遠回りになり坂も多いのですが、この景色のためならコストを払う価値は絶対にあります。

素晴らしい景観
国道1号線最高地点
リアス式海岸?


みんな親切

自転車乗りが全体的に親切です。
南伊豆から西伊豆にかけては自転車ガチ勢しかおらず、激坂揃いの難しい行軍となるので妙な連帯意識がありました。
すれ違い時の挨拶率100%、手を挙げると笑顔で返してくれるなどアットホームな雰囲気がありました笑

おわりに

行軍中は「2度とやるかバカタレ」と思っていたのですが、7月も有休をそこそこ入れたので似たようなことをやるんじゃないかなと思います笑


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