無知を知ること

2023年10月4日水曜日　天気忘れた

DeepLとnoteとXのアイコンの色合いが似てるので、何回も押し間違えてしまう。たぶん配置も悪い。

ここ最近はずっとDialog for Peopleのポッドキャストを聴いている。知らなかったことがあまりにも多い。が、知ることは辛くも楽しい。

先月の4日に渋谷に髪を切りに行ったとき、ついでにユーロスペースで『福田村事件』を観て行くか迷った末、結局観ずにそのまま帰った。やっぱり観れば良かったな。きっとすぐに配信されるだろうとたかを括っていたわけだが、あの類の映画はもしかしたら配信されにくいのかも知れない。同じ要領で観に行かなかった映画『スープとイデオロギー』も未だ配信されていない。

3歳から高校一年生になるまで、毎夏両親と沖縄に一週間ほど滞在しに行っており、沖縄に対しては他の地域よりも特別な、ノスタルジックな想いを抱いてきた。
しかしその特別な想いというのはあくまでも“本土からの身勝手な観光客”視点のものでしかないと今になって思う。

家族で汗だくになりながら島をサイクリングしているとき（こんな経験をさせてくれた両親に感謝）、森の中に集団強制死の大きな慰霊碑があったことを覚えている。
父からこんなことがあったんだぞ、と話をされたたような記憶もあるが、よく覚えていない。両親は数十年前に沖縄で起こった激戦について、それに巻き込まれた市民たちについて、どれくらい知っていたのだろう。毎夏沖縄を訪れていながら、首里城やひめゆりの塔には行ったことがなかった。
そのまま慰霊碑を通り過ぎ、どこかの目的地に向かって急な坂を自転車を押しながら上った。

急に空気が秋になり、あんなに早く夏が終わってほしいと願っていたにも関わらずどこか寂しい。

夜に親友であり師匠でもあるMさんと長電話。いつでもパワーをくれる。可能性は無限大であること、曖昧を好むことなど話す。周囲の人々に本当に恵まれていると改めて思う。

眠くて何を書いているのか分からなくなってきたので、もう寝る。