ノートは分冊?1冊?1冊に集約する際のちょっとしたコツ
2017年から毎日の手帳ノート活用を始めて7年。
手帳自体は中学生くらいからスケジュール管理に使っていたので、かれこれ30年は手帳のある暮らしを送っています。
手帳ノート、同時複数冊使いの時期
2017年からはスケジュール管理だけでなく、自己成長、自己管理とさらに目的を広げて使い始め、1冊の手帳では書ききれなくなったことから複数冊を同時に使い始めました。
最高で同時に10冊ほど使っていた時期があると思います笑
書く項目や内容を分けていたのですが、初めはあれもこれも書きたいというところから分けていたのに、途中からこの手帳やノートを使ってみたい!という欲求から、じゃあ何を書こうか?といった手帳やノートを軸とした使い方をしていました。
10冊もあると毎日2時間以上かかることが普通で、初めは夢中だったり、時間に余裕のある時は良かったのですが、そのうち生活や精神的に支障が出てきたり、一日一日書けなかったものの皺寄せが来て、最終的には全てを完璧に書くことはできなくなりました。
まぁ当たり前ですね笑
あの頃は手帳やノートを攻略するゲームをしていた感じだなと今振り返ると思います。
楽しんでいるうちはいいのですが、やはり手帳ノートを書くことがストレスになっては本末転倒ですね。
私の場合、自己成長や自己管理のためという目的はあるものの、「字を書く」「記録する」行為自体が好きなので、毎日書くということは楽しみであり遊び感覚でできます。
何を書けばいいか分からない?そんな時は理想の自分をイメージしてみる
ノートに何を書けばいいか分からないという人は、まずノートを使う目的というか、ノートを書いた先にどんな自分でありたいのか?というイメージができれば、書く項目は見えてきます。
別に特別な目標を達成する必要が全員にあるとは限りません。ノートにシールを貼ってデコレーションを楽しむ/その作業自体が癒しであり幸せな時間で味わうでもいいですし、旅先でスタンプを集めて後から楽しかった時間を思い出して満喫するでもいいわけです。
そして手帳やノートを使う目的は1つでなくても大丈夫で、色々と楽しんだらいい!というのが私の考え方です。
ノート複数冊のデメリットとメリット
ただ、先に書いたように、目的別、内容別にノートを分けると、増えれば増えるほど管理が大変になってしまいます。
どの手帳やノートに何を書いているんだっけ?とか、今書きたい内容はどの手帳やノートに書けばいいかな?など、書く前に考えるという行程が増えてしまいます。そうなると書く前にいちいち考える・選ぶという手間が発生し、時間効率が悪くなります。
メリットももちろんあって、検索性は高まります。書いた後に見返したい時には探しやすく見つけやすいです。
ノートを1冊に集約
一気に没頭した手帳ノートの攻略ゲームの熱量が落ち着いてきたということもあり、管理の大変さ、時間効率の悪さを経験したのちに、私は昨年から自分にとって必要なもの・ことを選び、手帳とノート1冊ずつに集約しました。
バレットジャーナルも1冊のノートに集約することをおすすめしているノート術です。
仕事とプライベートを分けたいという希望に対して、もちろん個人の自由で、それぞれに合った方法で良いと言われてはいますが、ノートを分けなくても書き方でプライベートと仕事を分けて書くことは可能です。
私が昨年、ノート活用の発展を目的に参加したノートブック活用のオンラインサロンでは、自分という存在で全ては繋がっているのでノートは一元化にして繋がりを見ていくと提案されていました。
これは実際に一元化してみると体現できたことですが、仕事だろうがプライベートだろうが、さまざまな感情を感じ、色々と考えているのは私であり、根本は自分の信念に従っています。
プライベートと仕事を二項対立で分けることで管理しやすくなる面もありますが、他の見方をすればこの分類分けは機能しなくなります。物事をどう分けているかは自分であり、分けなくてもいいわけです。
ノート1冊に書いている内容や項目
1冊に集約したノートには色々なことを書いています。これらの内容や項目を一元化すると、分冊しているよりも検索性が下がってしまいました。
過去ノートから何か見つけ出したい時に、確かこの時期だったような?という目星をつけて、そのあたりのノートを何冊も見返し、見つけられなかったこともあります。
検索性の低さを補うインデックス(目次)ページの活用
目次はバレットジャーナルでも提唱されている方法です。
バレットジャーナル用のノート、主にロイヒトトゥルムノートにははじめからインデックスページが用意されていて便利です。
インデックスページを使うにあたり、ノートにページ数が記載されている必要があります。ロイヒトトゥルムにはこのページ数も記載されていますが、多くのノートはページ数はふられていません。
そのためページ数を自分で記入する必要がありますが、ページ数が多いノートは全て手書きするのは大変です。そんな時にはページナンバースタンプを使うと便利で、私はこのスタンプを活用して自分の好きなノートや気になるノートを色々と使っています。
インデックスページに何ページに何が書かれているか書いておくと、そこから見たいところを探すことができるので、一元化したノートでも検索性を補うことができます。
どこまで検索性の精度を高められるかは工夫次第です。ぜひ色々と試行錯誤して自分にとっての良い塩梅を見つけ出してください。
ノートを自分の好みに合わせて育てていく。それが自由度の高いノートの楽しみでもあります!
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