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沼落ちから1ヶ月経とうとしているオタクの推しが決まらない話

実在人物を推し始めるといつも思うのですが、気になる自分の下までその情報が届くくらいにはその人が精力的に活動しているということであるからには、当たり前のことですが

めっっっちゃ供給過多の時にハマるのが普通。

永遠の推しこと渡辺みのりさんが言ってたんですが(気になった人はググって!)なんでも「気になったとき」がその人にとってのいちばんの「旬」なんですよね〜というのをひしひしと思い返す今日この頃です。

先日こういうエントリを書いたのですよ。

その後トラモバに加入し、ブログをあらかた読み終えたらCLに登録しようと試みている段。早いのよ沼落ちが。
YouTubeの無料動画はとりあえず片端から見て行ったけど、チャンネル分散し過ぎておそらく漏れがあるので頑張って探すしかない。

いろんな方に教えていただいたのですが、どうやら今年で10周年を迎えるのだそうで、だからか? ものすごい盛り上がりを見せている気がする。この一ヶ月、「何もない」時がない。常に何らかの供給があり、それをメンバーが、そしてマネジメント側が、何ひとつ惜しむことなく見せてくれる。そもそも配信とはいえ5年続いてる冠番組ってすごくない? 様々なコンテンツに触れてきて刺激には慣れた方だけど、ここまでの安定かつ大量の供給はもはや珍しい。界隈歴の浅い、しかしオタクとしての歴は長い生き物は思う。ここに慣れたら安易に他所に行けんなあ。とか言いながら自分はいつも「移り住む」のではなく「別荘を構える」タイプのオタクなので、今日も元気にガチャを回し推し俳優の新規情報に喜び、好きなミュージシャンの新譜に浮かれる。そしてライブのネタバレに思わず笑う。幸せ者である。

GENERATIONSは仲が良い。象徴的だなと思ったのが、よく親の話をするところ。なぜかわからないけど仲の良い男の子同士はよく親の話をしている。なんなら「優子」と友達の母親を勝手にファーストネームで呼んだりする(身近な例から引用しました。全国の優子さんすみません)。女同士ではまず見ない現象だと思うし、それが当然のように飛び交っているGENERATIONSにはまあまあ衝撃を受けた。そんな素でテレビ出ていいんですか。彼らが使う語彙や温度感も覚えがある。どこかで見た気がする。私はこの手口を知っている。なんだかGENERATIONSを見ていると実在しない記憶をたくさん掘り起こされてしまう。たとえば高校のときの、クラスの人気者の男子グループの横を通る瞬間のような。幼馴染の男の子と偶然再会して、自分の知らない高校以降の友達をめっちゃええ奴なんよ〜と紹介されているかのような。男子校のアホみたいな同級生とつるんでいる瞬間のような。
(もちろん全て存在しない記憶である。そういう華々しい記憶は一切ない。男子校出身でもない)

そう、カッコいいのはカッコいいんだけどなんか、ちょっと格好つきすぎてないそのさじ加減というか、格好良さは当然あるんだけど暴力的な色気でガスガス刺してくる感じじゃないというか、なんなら実家のような安心感がある。GENERATIONS絡みで初めてツイートした「6年くらい前から追っかけてたような存在しない記憶に苛まれる」という文言に嘘はない。なんだか今まで一緒に生きてきたような、苦楽を共にしてきたような、同じ思いをしたような、知らないはずなのに全てがわかるような、そういう独特の穏やかな気配がある。その「通じ合えてそうな感じ」はもしかしたら彼らが持つ気配のなせる技かもしれないし、私が彼らに抱いた何らかの同胞意識に依拠するのかもしれない。古い友達はみんな元気してるんだろうか。柄にもなくそういうことを思いそうになる。ノスタルジー。どうでもいいけど数原さんは歌がうめえな。ザワーストよかった。もはやハイローは片寄さん待ち状態。他の全員が何らかの形でご出演されているので…

閑話休題。

なんせGENERATIONSはそういう、悪い意味でのギラギラしさとか変に過分な甘ったるさがなくて、そのへんが個人的には絶妙にちょうど良かった。自分にとってすごくいい時期にいい状態で出会えたのは、まさに自分がそういう存在を(無意識下で)求めていだからじゃないかと思う。仲間内で楽しくワイワイやってて、でもやることはすごく良質で真摯で、世代も近いので勇気づけられる。同級生に白濱亜嵐いるんすよ〜ってなんか誇らしい気持ちになる。白濱亜嵐と吉沢亮と福士蒼汰を同級生と呼べるのはこの年に産んでくれた親に感謝するレベルだと思う。こうして親への感謝も抱ける。GENERATION Sのおかげだね(?)

散々ふざけ倒したが、こうして好きを認めながら改めて思う。この輪が好きで、この調和が好きで、この掛け合いが好きで、そんな彼らの作品が好きだと言い続けていたら、

いつまでもマジで推しが決まらねえ。

繋がりタグを眺めながら、お友達を作りたいんですが私は私が誰推しかわかりません…なんてクソぬるいことを吐かしている雑多アカウント野郎が絡んでいっていいんか…せめて誰推しかくらい明言しなよ…でも誰かを選ぶとかじゃないんだよ夢を追いたい…と困っている。どうやったら推しって選べるんすか? 選べるもんなのか? 亜嵐くんもヨセさんも数原さんも小森さんも佐野さんもメンディーさんも中務さんもみんなサイコーすぎんか? どうやって推しを選んだんや? 何を基準に選べばいいんかもうわからなくなってきた

こうして迷える新規は沼の入り口で肩まで浸かって底に向かって呼びかけています。よかったら引き摺り込んでやってください。各位よろしくお願いします。助かる命があります。

兵庫行けなかったら三重でもいいから絶対ツアー行きてーーーーーの思いを強くしながら本日「少年クロニクル」のBlu-rayを買いました。また見ながらヤイヤイ言うかもしれません。そういえば私の始まりは「基本無課金ゲームのエクストでLDHのライブをちょろっと体感した」だったはずなんですが、なんでか気がついたら1万弱するライブのBlu-rayを買っていたので、アプリのリリース元が想定する1%ほどの超成功例なのかもしれません。見て!!! このちょろいオタクを見て!!!!!


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