#10 原点回帰 ×「察知力」
ここ数日、新年度に向けて、自分の考え方の原点に立ち返ろうと思い、サッカー元日本代表の中村俊輔選手の著書『察知力』を再読しました。
noteで初めて読書したことをまとめてみるのでドキドキしてます。
1 察知力とは
本のタイトルにもなっていますが、察知力がキーワードの一つです。
察知力とは、
だそうです。
「自分の現在や周りの状況、チャレンジした結果から、やるべきことを察知する力」と自分は捉えました。
これを学級に当てはめると、教師の察知力は、
「学級や子どもたちの様子、状況、思いから、やるべきことを察知する力」
「自分が担任として、足りないところは何か、それを身につけるにやるべきことを察知する力」
となると考えます。
2 引き出しとは
もう一つの頻繁に出てきたキーワードが、「引き出し」です。
察知した原因や課題を解決するために、努力して身につけたものを必要な場面で使えるようにする。
これが「引き出し」だと考えます。
担任として、学習、生活の様々な場面で、その子にとってよりよい指導ができるように、指導方法の引き出しを増やす。
そのためにも、新年度、読んだり聞いたりして終わりでなく、自分なりにトライしていきたいと思います。
3 中村俊輔×自分
中村俊輔選手について語らせてください。(ここからは、敬愛の念を込めて、俊輔と書かせてください。愛ゆえに…)
小中学生くらいのときに、テレビで俊輔のプレーを見てすぐにファンになりました。
こんな楽しいプレーができるのかと感動したのを覚えています。休み時間、フリーキックの真似をしてました。
日韓ワールドカップメンバーから外れたときは悔しかったです。
その後、レッジーナへ海外移籍をしてからも追い続けましたし、ジーコジャパン時代のアジアカップでの体を捻りながらのゴールには、痺れました。ユニフォームも買い、ワールドカップの際には今でも着ています。
その頃からプレーだけでなく、「人間」中村俊輔の考え方にも興味があり、雑誌のインタビューや俊輔関連の本もたくさん読みました。
その時期に『察知力』に出会い自分の考え方のベースになっていると思います。
ここ2年くらい、精神的に苦しく、この考えになれず、読書も苦しい時期がありましたが、読み返すタイミングはベストでした。
新年度もよろしくお願いします!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?