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#26 運動会のスローガン × アップデート

 本年度も運動会でも、スローガンが作られています。

 代表委員会において、合意形成を図り、各学年に共有しました。子どもたちは、異学年間での質疑も行いながら、よりよい合意形成を図ることができたと感じています。

 一方で、アップデートしていく部分も見つかりました。

①子どもたちに自分たちの問題とどう捉えさせるか?

 昨年度のことを少し説明します。

 昨年度、代表委員会を担当しました。

 議題については、私が異動してくる前は年間を通して、事前に決まっていたようで、どうしてもやらさせているような感じでした。

 そこで、全校児童から議題が集まるように、代表委員会コーナー、議題ボックスを子どもたちと作るなど、少しずつアップデートしてきました。

 結果、子どもたちから以下のような議題案が集まりました。

・雨の日の過ごし方が心配。
・もっと他の学年と関わりたい。
・〇〇大会を全校でしたい。

などなどです。

 自分たちの学校を自分たちの力でよりよくしていく土台ができてきました。

 本年度も子どもたちが話し合いたいと切実感を持っている内容を議題として取り上げたいと考えていました。(委員長会議も取り組みの一つです。)

 今年度、会議で以上のことを説明したのですが…

 難しかったです…

 前年の踏襲でいくことになりました。日程的にかなり厳しい状況だったので、私も担当の委員会の先生方をできる限りフォローしながら、進めることにしました。


②飾りになっていないか?

 会議で説明したのは、スローガンが子どもたちに浸透せず、飾りになってしまわないか懸念していたからです。

 正直な感想では、応援団や放送係がスローガンを活用していたのですが、子どもたちへの浸透は不十分だったのかもしれません。

 なかなか担当者をフォローできていなかったこと、会議での説明が上手くできなかったことなど悔やんでいます。

 今後、反省会で来年度の方向性を示したいと思います。


③今後の方向性

 では、どうしたらよかったか。

 先輩と話し合った案として、
・代表委員会で、どうしたらスローガンで目指す姿に向かっていけるかを議題化する。
・議題は、関連する委員会から提案できるような形にする。(委員長会議も関連させる)
・日程から考えて、児童会目標をベースにする。
・キャリア・パスポートの目標から思いを吸い上げるのも検討。
・スローガングッズ(ホークスのスローガンが書いてあるピンバッジを見て思いつきました…)

などです。

 そして、成功体験を積み重ねることで、理解者を増やしていきたいという話になりました。


おわりに

 この記事を書きながら、今更ながらスローガンは何のために必要なのか考え直しました。

 辞書などで調べたところ、スローガンは、団体などの主義・主張を短く言い表したものらしいです。印象に残り、効果的な発信になるそうです。

 運動会のスローガンに当てはめると、
「こんな運動会にしたい」「運動会でこんな自分たちになりたい」という思いを1〜6年生まで分かるように言い表したものになるかもしれません。
 ただ漠然と行事を行うのではなく、目標に向かって努力することの良さや自他の成長を自覚し、認め合うためにも必要と思いました。


おわりにのおわりに

 実はnoteに完全にハマっていまして、書いて自分なりに勉強するのも楽しんでいますが、特にnoterさんの記事を読むのが刺激になって楽しんでいます。(今週、忙しくてなかなかできていませんが…)

 記事は土日が中心だったで、来週からは、水曜と土日で1つずつ頑張ってみようと思っています!(週の中日にもチャレンジしてみます!)

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