サバ缶のトマトスパゲッティーに罪はない
ちょっと聞いて欲しい。
今日の夕飯のことだ。
自信を持って作った今日のサバ缶のトマトスパゲッティを、息子(4歳)が食べなかった。ショックでかなり心のダメージが大きい。
恐る恐る引きつった表情でその理由を聞くと、
「口の中がいたい」とのこと。
なるほど、サバの極小骨がイヤなんだね。
それはしょうがない。と心落ち着いた今ならそう思えるんだけど、現場ではそうはいかなかった。
「半分は食べなさい」「なんで残す?」とイライラした声で息子を追い込む、、
先日、嫌なものは無理に食べさせたらかわいそう。食事は楽しくありたい。というnoteを書いたばかりなのに、こんな展開をさせてしまっている自分にも腹立たしく、どうにも怒りやら悲しみの感情が収まらない。
こんなことでメンタルが大振れしたのには理由がある。我ながらこんなことで、、と思うんだけど、それが今の私だ。
息子たちが、残さず食べてくれることが少なくて、むしろこれダメとほぼ残す夕飯の方が多い。いろいろ、メニューを工夫したり、試したり、とにかく食べてくれるご飯を作らなくちゃと焦りながらも、メニューを考える時間も作る時間も十分に捻出できずにいた。
そして、今日在宅ワークが終わって保育園のお迎えに行くまでの間の30分。今日はご飯どうしようと、いつもどおり考えを巡らす。栄養があって子供も食べてくれるメニューを検索して見つけたのが「サバ缶のトマトスパゲッティー」だ。栄養価の高いサバを子どもたちの好きなトマトスパゲッティーにして食べてもらう。バッチリじゃないかと、子どもたちの麺を頬張る顔を頭に浮かべながらいざお迎え。
帰宅後、急ピッチでご飯の支度。幸い今日は次男(2歳)が「だっこだっこ」と騒がずに遊んでいてくれたから(途中足元を離れずかなり危なかったが)なんとか、かぼちゃ煮とスパゲッティーを完成させた。
長男も最後キッチンを見に来て、赤く美味しそうなスパゲッティーに「うっわ~」とナイスリアクション。つられて次男も「ふぁあー」と小躍り。
これはもう今日の夕飯はめでたしめでたしじゃないかと思うよね?
私のメンタル崩壊の大きな理由は、期待値を上げすぎ妄想しすぎたことだ。
そして、子供にイライラしている最中に感じたんだけど、仕事でうまくいかないことがあったから、そのことが明らかに私のネガティブ感情の波を加速させている。子どもたちにストレスをぶつけてしまった。
そうして、自分の感情の起伏を抑えながら子どもたちの寝かしつけを完了させる。反省ばかりなんだけど、この一連の流れ、吐き出さずにはいられなかった。
結局、夕食はというと、長男が仕方なしといった感じでサバをよけるように麺のところだけ半分くらい食べてくれた。次男はいつの間にかほぼ完食。
ああ、子どもたちよ。こんなママでごめん。
長男はカレーが好きだから、明日はカレーを作ろうかな。一週間分くらい、、、
(TOP画像は私のもやもやした心をイメージ)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?