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ゴッホの青い手紙 24

テオよ。なんだか絵の講座みたいになってしまった。青い手紙も薄い青になってしまうのかな?久々にレオナルド・ダ・ヴィンチの話しを書こう。ルーブルにある『聖アンナと聖母子』だ。

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 あの絵人気あるらしいがどう思うかね?僕は一体全体どこが良いのかと最初思ったよ。
 聖アンナとマリアとキリストの三人だね。聖アンナってマリアの母親だろう。いくら子供だって成人の女性を膝の上に載せるのだろうか?どう考えてもおかしいだろう。そこら辺の親子が二十歳くらいに育った娘をあんな風にはしないだろう。
 一体皆はどう思っているのだろかと質問したいくらいだ。そもそも僕はマリアの母親まで聖人にするのはオカシイと思うよ。それだったら父親も聖人にすべきだろう。父親の方がよっぽど聖人に値する。キリストが人間から生まれたことがよっぽど嫌なのだろうか?それともキリストを生んだ母、そしてそのマリアを生んだ母だけを聖人にすることでそれ以外の女性を排斥したいのだろうか?所有物にしたいのだろうか?まぁそんなことは良い。
 僕はあの絵は、の『聖アンナと聖母子と幼児聖ヨハネ』を先に順に観ていかなければならないと考えている。

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続く・・

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