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【動画制作】依頼する時、何から始めたら?準備〜ポイントまでを解説!

最近、動画広告やYoutubeが注目されており

動画制作に取り組む企業が急増中です。

しかし、動画制作に取り組む際に

何から始めたら良いか、わからないという方も多いと思います。

このnoteでは

動画制作の依頼する時の準備〜ポイントまでを解説します。

また、丸投げ依頼をして

制作料金が高くなってしまわないようにする注意点も解説!

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動画制作は何から始める?


動画制作の大まかな流れは

「①企画・構成  ②撮影 ③編集 ④公開」となります。

まずは企画・構成です!


①企画・構成

この4つの流れの中で最も大切なのは、「企画・構成」です。

なぜなら、この時点で動画制作の目的やターゲット層、

企画のコンセプトが決めるからです。

これをしっかり決めておくことで

効果的な動画を作ることが可能になります。

逆にいうと、ここが適当な企業様が多いのが実情です。

とにかくバズれば良い…と思っている方は要注意。

キチンと企画を作りましょう!



動画制作において、最も重要な部分である「企画・構成」は

「5W2H」で整理します。

When    :いつ?  :納期(今年の10月迄 年末売上アップを狙う等)
Where  :どこで? :場所(HP、YouTube、SNS等)
Who   :誰に?  :ターゲット層(20代後半女性等)
What    :何を?  :メッセージは何か?(商品の良さを伝えたい等)
Why   :なぜ?  :目的は何ですか?(商品売上アップ等)
How   :どのように?:動画の企画・構成(同じ年代女性を使用等)
How mucu:いくらで?:概算の予算(例:50〜200万等)


「5W2H」はちょっと大変…という方はこの3点でOK!

・「動画を作る目的は?」
・「何歳ぐらいの男性or女性、誰に向けた動画なの?」
・「動画をどこで配信する?」

これを書くだけで、動画制作の骨組みができます!


企画・構成の書き方ポイント!

1)動画制作の目的を明確に決める
 動画活用には認知度アップ、売上アップ、ブランディング、
 企業紹介などいろいろです。
 目的を明確にすることで、動画を見たユーザーに
 どのような行動をして欲しいのかが決まります。

例:商品の売上アップ →商品紹介動画 →商品の使いやすさ、特徴を紹介
  新卒応募数を増やしたい →採用動画 →社内の雰囲気を伝える


2)ターゲット層を決める
 誰に向けて動画を制作するのかを明確にします。
 商品やサービスの認知向上が目的であれば、対象となる顧客層を決め
 そこからターゲットのイメージを明確化します。
 採用動画であれば、新卒を対象とするのか?中途採用を狙うのか?
 ターゲットを明確にすることで、動画のテイストや長さ
 強調すべきところなども変わってきます。

身近な誰かをイメージするとわかりやすいです。

例:友達の、あの人に見てもらいたい等


3)掲載先を決める
 ターゲットを想定することで、動画をどこに掲載するかを決められます。
 動画をより効率的に的確なターゲットに見てもらえるように配信媒体を選 ぶことが重要です。
例:20代後半男性→YouTube、Twitter、インスタグラム等
  20代女性→インスタグラム、YouTube等
(※どの媒体が良いのか、知りたい方はDMでご相談ください)

特定できない場合は、全SNSに動画投稿して反応をみるのも良いでしょう。


4)動画の長さを決める
 商品紹介を例に長さを考えると…
  ・Twitter 30~60秒程度
  ・Facebook 20~60秒程度
  ・Instagram 15~60秒程度
  ・Youtube    2〜4分程度

 採用動画なら
  ・Twitter 40~60秒程度
  ・Facebook 20~60秒程度
  ・Instagram 15~60秒程度
  ・Youtube 2〜4分程度


コストカットのポイント!

この企画構成を丸投げしてしまうと…

企画構成費にプラスで30〜50万円がかかります。

これは、なぜかというと

提案料金が含まれるためです。

提案資料を作る側は大変です。

その会社・商品の事を全て調べる必要があります。

そして他社と比較検討して、提案資料を制作します。

提出後、2〜3回程度、修正を繰り返す必要があります。

その分、料金が高くなっていきます。

予算がある企業は良いのですが

社内の方向性をまとめるためにも、一度

企画構成を自分達で行った方が良いでしょう。

その方がコストカットにもなりますし

上席の方への提案資料としても利用できます。

一石二鳥です!




企画が終われば、制作会社にこのような企画で

動画をつくりたいと相談すると良いでしょう!

ここまで詰めておけば、かなりスムーズな動画制作になります。
ここを詰めておかないと、提案費などもかかるため製作費も高くなります。


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②撮影


ここから制作会社と、企画構成をブラッシュアップしていきます。

企画・構成がまとまったら、絵コンテを確認します。
(※絵コンテ?という人は「絵コンテ」で検索)

絵コンテをみてよくわからない場合は、わかるまで確認しましょう。

動画制作を外注する際に、重要なポイント!

「わからないことは、制作会社に何でも聞く」

大切な事なので繰り返します。

この段階で、わからないことは全てクリアにしてください!

なぜなら、撮影後からの修正は難しいからです。

撮影が終わってから、こうではなかった…となると

再撮影となります。

通常、再撮影は追加料金です。

撮影には、たくさんの機材と、人件費がかかるため

高額な追加料金となります。

撮影時には、なるべく現場に立ち会い、映像を確認させてもらいましょう。

制作会社も、確認させてくれます。

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③編集

編集については、必要なデータを提出しておきましょう!
(例:ロゴマーク、社名ロゴ、商品名ロゴ、ロゴ指示書等)

それ以外は、特にやることはなく、制作会社からの初稿待ちです。

撮影が終わってから初稿提出までは1〜2週間程度見ておけば良いでしょう。

納期まで時間がない場合は先にその旨も知らせておきましょう!


初稿データを確認したら修正箇所を確認、フィードバックをします。

ポイント!
フィードバック時には、修正箇所だけではなく、良かった点もフィードバックに入れておくと、後からの軽微な修正も無料対応してくれる可能性が高いですw

それと初稿データは、上席の方にも必ず確認してもらいましょう。

現場レベルでOKだと思っても、上席からみるとNGの場合があります。
(※ロゴマークに効果映像がNG、薬事法上禁止文言等)

その後、2〜3回の修正が終われば、ついにデータ完成(納品)となります。

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④公開


データ完成したら、所定のサイトで動画の公開をしましょう!

動画をアップした際には、社内共有はもちろん

知人、友人に見てもらって、感想を集めましょう!

この意見を、次の企画に活かしていくことが大切です。

自分が良いと思っても、他の人から見たら

よくない場合もザラにあります。

また、YouTubeのアナリティクスを使うのも良いでしょう。
(※アナリティクス:無料アクセス解析ツール)

そこで視聴者の年齢層、男女比、視聴している時間帯など

詳しくチェックします。

そういった意味でも、公開先にYouTubeを使うのは有効的です。

HPに動画掲載する際にも、YouTubeにアップして

掲載している企業様が多いです。


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まとめ


「①企画・構成  ②撮影 ③編集 ④公開」

制作会社側での対応は、基本

「①企画・構成  ②撮影 ③編集→データ納品」までとなります。

もちろん、追加費用で、YouTubeチャンネル開設や、動画のアップロード

効果検証を行なっている制作会社もあります。

その辺りも事前に確認しておきましょう!


動画は公開して、どれだけ効果を出せたかが重要です!

効果検証を行い、次回の対策材料として使用しましょう!


【その他、注意点】


※動画の公開
動画をネット公開する場合は、Youtubeにアップロードすることが主流です。
YouTubeでの動画の公開には「公開」「限定公開」「非公開」の三種類があり、それぞれ公開する範囲を決められることができます。
「公開」:全視聴者が視聴できる状態
「限定公開」:URLを知っている人だけが視聴可能
「非公開」:自分のみ視聴可能

イベント会場での再生や、ホームページ掲載の場合は、事前に
キチンと再生できるかのチェックをしておきましょう。

※肖像権に注意しましょう!
出演するキャストに契約期間が設けられている場合は、
期間以降は動画を使用できなくなります。事前に確認しておきましょう。
また社内の人が出演する場合は、離職後、動画が使用できなくなるため、必ず肖像権同意書を準備しましょう。
制作会社に確認すれば、ひな形を用意してくれます。

※制作期間の確認
おおよそ1〜2ヶ月かかります。
企画構成ができていれば、早ければ2〜3週間。
モデルや、撮影スタジオを使用する際には、予定調整などで時間がかかる場合があります。

※動画制作にはいくらかかる?
・サービス・商品の紹介動画:15〜200万円
・インタビュー動画:30〜200万円
価格の幅は、企画構成費、モデルの有無、撮影場所レンタル費、小道具費、衣装代、メイクさん代等に寄って大きく変動します。


動画制作のお悩み・ご相談も受け付けておりますので、お気軽にDMでご相談ください。

それでは、4s Production 中沢でした。

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