【新卒・中途採用】効果的な採用動画で優秀な人材を集めよう!詳細解説編
先日、解説した記事が公開されました。
【新卒・中途採用】人材採用の動画作成ならココナラ!効果的な採用動画で優秀な人材を集めよう!
今回は、その解説の詳細をアップしたいと思います。
1 採用動画の重要性
近年、動画が急増しており、採用動画も急増しています。
その理由は大きく2つ
「4Gが整備されたこと」
「スマホの普及」
4Gが?と思われるかもしれませんが、
若い人にとって動画は当たり前ですが
実は動画データを共有できるようになったのは最近のことなんです。
iPhone 3の発売は2008年です。
13年前までは、みんなガラケーを使っていました。
(※ガラケーを知らない人は検索)
今、ほぼ全国民がスマホです。(スマホ補給率82.2%)
そのスマホの普及が動画の普及にも関係しています。
スマホが普及すると
スマホに使われるカメラ部品もどんどん小型化し、量産されます。
するとカメラメーカーの開発費も増え
カメラの性能がどんどんあがり、量産され、値段も下がります。
結果、一般カメラの価格も下がります。
昔は、大きなカメラでなければ高画質な映像は撮れませんでした。
しかし、今ではスマホで4K撮影が可能です。
高画質なデータが出てくると、それを共有するために
世の中が変わっていきます。
インスタグラムも最初は、写真に特化したアプリでしたが
動画をアップできるようになり
IGTVという動画に特化したアプリもできました。
そして今、TikTokや、YouTubeに時間を割いている人も多くなっています。
そんな動画が急増している時代です。
スマホでの動画視聴が当たり前になった事とコロナ禍の影響もあり
採用動画や商品PR動画も急増し
オンラインでの転職フェアやリモート面接も増えてきています。
会社説明会を行えない今、動画でアピールする企業が急増中です。
2 採用動画制作のポイントや注意点
ポイントは3点
①「企業が伝えたい事」ではなく「就活者がみたいもの」を見せる事。
就活者が欲している情報を動画で伝えることが重要です。
悪い例としては
「何年に創業し、今年で〜年を迎えまして、業績も好調で…」
何年創業や、業績などは調べればすぐにわかります。
それよりも「就活者がみたいもの」トップ3
「社員の人柄」「社風」「働く環境」を
映していくことが重要です。
また採用動画や会社紹介動画でありがちなのが
「会社の良いところばかりの動画」です。
気持ちは分かるのですが
まだ改善が必要なことろや、これから力を入れていくことなどを
織り交ぜた方が信頼感が増します。
これは心理学でいうところの「両面提示」です。
いますぐ、この商品を買いたい人には良い面だけを伝える(片面提示)
テレビショッピングなどがこの手法をとります。
しかし、大きな決断の場合は両面提示が有効です。
例えば、家を買うときには一生の買い物です。
メリット・デメリットをキチンと伝えて
納得してから購入してもらった方がトラブルも起こりづらくなります。
就活も人生における大事な決断です。
キチンと会社の実情を伝えることで、就活生に安心感を持ってもらえ
入社後のミスマッチを減らすことにも繋がります。
②出演する人に誓約書を書いてもらう!
契約書?と思われるかもしれませんが
意外とやっていないところが多いです。
ネットにあがった動画は二度と消えることがないと言われています。
出演者の方に必ず肖像権同意書にサインしてもらいましょう!
なぜかというと
万が一、その人が会社をやめてしまった場合
動画を使えなくなってしまうからです。
口約束ではなく、キチンと書面にしておくことが重要です。
肖像権同意書で契約を結んでおけば離職後もその動画を使用できます。
肖像権同意書は制作会社に依頼すればすぐに準備してくれるでしょう。
③動画制作の予算は安すぎてはダメ!
どんな動画にしたいのかによって大きく料金が変動するのが動画制作です。
数万円〜数千万円までと予算をかければキリがありません。
(※テレビCMは数千万〜数億円)
安く抑えたいのはわかりますが、抑えすぎると逆効果です。
同業他社が、採用動画に100万円かけていた場合
自社で10万円で制作したらクオリティに差が出ます。
それを見た人はどう思うでしょうか?
逆に予算をかけた採用動画では
このぐらいかけられるということは
しっかりした会社なのではないか?
採用に力を入れている会社なんだろうっと思いませんか?
予算が5万円なら、動画は作らない方が良いでしょう。
採用動画は会社イメージに大きな影響を与えます。
また動画が急増したことによって視聴者の目も厳しくなっています。
外部にそんなクオリティの低い動画をみせてしまって大丈夫でしょうか?
社員のモチベーションも下がってしまうのではないでしょうか?
良い動画ができると自然と社内でも話題になります。
かっこよい動画なら取引先にも見てもらいたくなりませんか?
それをみた若手社員から
「来年はオレも頑張って動画に出たい」と言われるケースもあります。
そういったモチベーションアップにも繋がるのが採用動画です。
会社を紹介する動画や、採用動画は予算をかけてあげた方が良いでしょう。
3動画制作のデメリットとは?
採用動画を作る際には、もちろんデメリットもあります。
それは2つのコスト「予算」と「時間」です。
当たり前ですが「予算」がかかります。
概算の相場としては50〜300万ぐらいでしょう。
この予算の幅は
①企画構成をどうするのか?
②撮影日数は何日?
③効果映像やCGを使用するか?
①企画構成をどうするのか?
大事な企画構成は大きく2つのやり方があります。
構成作家を入れる
自社で内容を考える
構成作家を入れると+30〜50万円程度かかります。
自社で内容を考えたいのであれば
同業他社の動画をたくさんみてイメージに合う動画を探すのが良いでしょう。
その動画と概算の予算を制作会社に伝えれば構成をアドバイスしてくれます。
②撮影日数は何日?
撮影は予算の大部分をしめます。
撮影機材や撮影スタッフの人件費は高くなりがちです。
撮影日数が増えれば増えるほどコストがかかります。
なるべく出演者のスケジュール、撮影場所の予定を合わせて
少ない日数にした方がコストを抑えられます。
③効果映像やCGを使用するか?
映像に効果映像やCGを使用する場合はコストが一気に上がります。
その中でもCGはかなりコストがかかってしまいますので注意が必要です。
CGは100〜200万円程度は覚悟しておいた方が良いでしょう。
サンプル
アニメーションならそこまで金額は上がりませんが
インフォグラフィックアニメーションは料金が上がってしまうのでご注意を。
サンプル
そして何気に馬鹿にならないのが「時間」コストです。
動画制作を依頼する場合、まずは社内で意見をまとめる必要があります。
どういった動画が自社には良いのか?
どんな内容なら社内の稟議が通りやすいのか?
予算はいくらぐらいまで?
納期に間に合うか?
これをまとめて制作会社に伝える必要があります。
その会社の良い点、悪い点を知らなければ良い動画は制作できません。
まずは社内で検討してまとめる時間。
逆にいうと「自社を再確認する良い機会」でもあります。
その他、撮影日程の調整や、内容の確認、インタビューがあれば原稿の確認
上席への確認、撮影日には映像の確認、初稿提出の後は、言葉の確認などなど
担当社員の方の「時間」コストがかかります。
しかし、そのコストをかけてでもやる価値が動画にはあります。
これからは動画を使っていない企業は取り残されていくでしょう。
5G時代になれば、さらに動画は急増していきます。
やるなら早めにやっておいた方が良いでしょう。
今、HPがない会社が信用されないのと同じです。
これからは5GでARや、VRが出てきます。
その前に社員の方に動画制作になれてもらい
動画制作の知識をつけていってもらうことも必要です。
動画制作で何かわからないことがあればお気軽にご相談ください。
それでは、4s Production 中沢でした☺️
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