スウェーデン留学紀行#6 ソーシャライズ

こんにちわさび!

スウェーデンに到着して最初の一週間はほとんど一人で過ごしていました。しかもほとんどの時間は買い物。とにかく部屋を住む場所にする時間でした。しかし、その週の週末、やっと人と関わることができました。

同じ授業を取っている何人かの人達と初回の授業が始まる前にカフェでおしゃべりをして知り合ったり、同じバディーグループの人とバーに行ったり、同じ寮に住んでいる人がグループキッチンで開いたミニパーティーに参加したりと急に新しい人達と関わりました。

新しい土地で知り合いはもちろんゼロなので寂しい数日間を送っていましたが、急に人間と会話ができて精神的にもかなり救われました。

ここに来てスウェーデン人と同じくらい出会っているのがドイツ人の人達です。本当に留学生はドイツ人ばかりです。やたらめったらドイツ人が多すぎて本人たちも驚いています。

そして当たり前と言えば当たり前ですが、ほとんどの留学生はヨーロッパの人です。日本人同士は謎の吸引力で引き寄せ合ったりすることもありますが、ヨーロッパの出身ではない留学生と出会うことは稀です。

だからヨーロッパの出身者同士の地元トークみたいなのが繰り広げられることもしばしばあるのですが、それには入れず「へぇー」と聞くことしかできません。日本で繰り広げられる地元トークによそ者が入れないのと同じ状態になります。言い換えれば私はそれだけ文化が違うし、距離も遠いところから留学しに来ているのだなと感じます。

あと一番厄介なのが名前です。日本でも出会いの季節は新しい人にたくさん出会って名前を覚えるのに一苦労しますが、留学先ではなおさらです。馴染みのない名前を一度で覚えるのはほんとに難しいです。失礼だよなと思いつつも名前を間違える方が失礼なので何度も名前を聞いてしまいます。しかしそれは向こうも同じ状況なのでお互い様とするしかないです。

こうして私はこれからも新しい人との出会いをたくさんしていくのでした。現在もここに来て1か月も経っていないので、まだまだソーシャルイベントに積極的に参加してとにかく人と出会うようにしています。そこから気の合う人を見つけていきたいので。

大学4年生で、ある程度気の合う友だちもいて、Comfort Zoneでぬくぬくと楽しい大学生活を送っていた私は、急にまた1年生の4月に戻ったような気分になりました。まだ完全に心を開ける友だちはいません。私は友だちづくりには時間がかかる方なのでそりゃそうとしか言いようがないですし、1セメスターだけの留学で12月には自国に帰るという留学生も多いので、もしかしら心を開ける友だちを作れずに帰国するかもしれないなとも思っています。でも私はそれでもいいと思っています。友だちを作る努力はしているので。だめだったらそういうものだったと思えます。

ということで留学序盤の人間関係(広く浅い)についてでした~。中盤や終盤の人間関係についても変化があれば報告したいと思います~。

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