あたまぽろり系LoRA紹介&雑感

いざ記事を書こうとすると、なかなかうまく言語化できないもので。
とは言えせっかく拠点を移したのに何も活動記録を残さないのもどうかと思うので、私はこういう属性の変態ですよという自己紹介も兼ねてひとつ。
今回はグロ要素の強すぎるものは掲載を避けておりますが、それでも以下はデュラハン・頭外しなどの要素ばかりですので、閲覧にはくれぐれもご注意ください。



では、以下はご了承いただけたものとして書き進めます。
当方がいろいろとお世話になっているデュラハン系コンセプトLoRAの中でも、現在civitaiで入手が可能なものを雑感を添えて紹介いたします。

Disembodied Head/Headless | Finished Version (for now)

https://civitai.com/models/107944?modelVersionId=119043

トリガーワード:
headless, holding head(v1では併用不可)
バージョンが2つあり、使用感が結構変わりますが、v2の方が使いやすいとは思います。
普通に使うとセミリアルというか3D寄りの質感が出やすい印象ですが、モデルや他LoRAとの組み合わせでカバーはできる範疇。
ただ自分の頭を持つ構図にしてかつ手もきれいに出そうとすると相応に大変です。こだわる場合はopenposeなどの併用を推奨。
ちなみにこれに限りませんが、くびなし系のLoRAにopenposeで頭を消した棒人間を投げてあげるとちゃんと聞いてくれて安定度が上がります。

ちょっとセミリアルの質感。こんな感じに髪が浮いてしまうこともあるので要調整。
アニメ系の顔を持たせてみた例。なおサンプル画像のプロンプトはLoRAそのものの持ち味を見せるために極力シンプルにしています。

Dullahan/Disembodied Head | Concept LoRA

https://civitai.com/models/91988?modelVersionId=100482

トリガーワード:
DisembodiedHead, holding head, headless
こちらもバージョンが2つありますが、v2の方が明確に使いやすいと思っています。
そのまま使うと結構な暴れ馬ですが、かなり多くの画風を内包しているようで、モデルや他LoRAで誘導してあげれば様々な作風が出せそうです。
傾向的には上のLoRAよりもアニメ・CG寄りかな。
holding headとheadlessは原則片方のみ使用だそうです。

デュラハンの定番演出・首元のスモークを出しやすいのは評価点。
何も考えずに使うと首元を画面外に出してしまうことも多め。

Dullahan (disembodied head) - Concept

https://civitai.com/models/99246/dullahan-disembodied-head-concept

トリガーワード:dullahan
作者推奨プロンプト:1girl, solo, disembodied head, holding own head, face focus
これはもうそのものズバリ、アニメ調デュラハンを出力することに特化されたLoRAという印象です。
モデルである程度引っ張れはしますが、アニメ系モデルで素直に使うとかなり二次元イラスト色の強い画風が出るはず。
アニメ調に強い分、あのキャラやこのキャラのデュラハン化が見たい、という使い方にはかなり適性が高いかもしれません。

首元の演出は蒼い炎がよく出ます。
素直に使うとこのくらいのカメラ距離がほとんど。

Headless Girl | Concept LoRA

https://civitai.com/models/116624/headless-girl-or-concept-lora

トリガーワード:headless
さらに尖ってアニメ系のヘッドレスなおんなのこに特化されたLoRA。
civitaiを見る限り一応セミリアルくらいまでは出せるらしい。
単独で使うとデュラハン系LoRAのように頭を持たせることができないのと、ちょっと雑コラめいた頭の消し方が出たりもするのが難点。
他のデュラハン系LoRAと組み合わせて補助にするという使い方が輝きそうかな、と今のところは思っています。

こんな感じのマネキンじみた頭の消し方がよく出てくる。
服装への適応能力は高そうな感じ。やっぱりマネキン?

Head in Jar | Concept LoRA

https://civitai.com/models/72496/head-in-jar-or-concept-lora

トリガーワード:
Head in Jar, jar, head only
番外編。なまくび標本LoRA。
これはもう凄まじいじゃじゃ馬で、覚えている作風自体は広く、モデル・プロンプト・他LoRAで誘導してあげればリアル寄りからイラスト寄りまで対応自体は可能だが、思い通りの出力をさせようとしたら根気&ガチャ必須。
とにかくシ〇プソンズ的なカートゥーン調の絵柄がやたら強く出るので、普通に使おうと思ったらそこをどう抑制するかが課題。相性によっては他のLoRAの誘導を全然聞いてくれなかったりもするので、扱えるならLoRA-Block-Weightとか使った方が良さそうです。

だいぶ手癖を抑制させてこんな感じ。文字部分はこだわるなら自力でレタッチした方が早い。
3D寄りの絵柄はまだ出しやすいかも。

総評

やっぱりシンプルなプロンプトではクオリティに限界があります。
当たり前だけど、ポーズとか手とかの細部までこだわるならControlNetやi2iなどの手間は惜しんじゃいけませんね!

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