人付き合いを振り返る春夏秋冬
人付き合い
これは一生ついてまわるもの
生まれてから学童期に入るまでは
親やその他の庇護者の元で育ちます
そのため
幼少期はどんな大人に囲まれているかで自分の行く先が変わる可能性が高くなるでしょう
一方で
大人になってみると
環境や時代、能力にも拠りますが
自分の人生は自分の舵取りの仕方に
よって変わってくることに気づきます
自分が仲良くしている人
仲良くしていたけど最近会わなく
なったなと思う人
久しぶりに再会する人
会いたいけど会えない人
会いたくないけど仕方なく
会わなくてはいけない人
自分の周りには色々な人がいて
世界が回っている
一人一人がハブであります
今引き続き会っている人は
何らかのご縁があるからこそ
人付き合いが続いている
そう振り返っています
だからこそ
今お付き合いをしている人を
大切にしなくてはいけないと改めて感謝の気持ちが芽生えます
今会えている人が残りの人生で
ずっと連絡が取れる関係ではないかもしれないのです
体調不良や親の介護など
公にできる事情で会えない場合は
"理由を知らせてくれて
ありがとう、落ちついたら
また会いたいよ"と真っ直ぐに
伝えることができます
でも
理由はないけど何となく
会わなくなった
そんな経験が何度も訪れる
そういう時は会えない理由を
掘り下げない
その人との関係が春夏秋冬を
経験して昇華するチャンス
もしくは
次のエピソードまでの充電期間
ご縁がある人とは10年20年会って
いなくても繋がることがあります
人生とは待つことの連続
しょっちゅう会う人が友達とは
限りません
春夏秋冬でいう"ひと夏"の状態
かもしれません
だいぶ前に読んだ本で
心に残った内容がありました
本のタイトルも著者も忘れてしまい
こんなときにnoteををしていれば
もっと克明に覚書をできたのになぁと記録する大切さを思い知ります
その本は、人付き合いについて女性医師が書かれたもので執筆当時この先生は孫がいる"おばあちゃん''
女性が医者になるには少し先取りしているような時代(おそらく昭和10年代くらいの生まれ)でした
ご主人がいてお子さんがいて
そして医師として生涯現役
逞しい人生を歩んでおられる背景には
その都度、世話になる潔さ
周りの人へ甘える
自分が助けてあげられるときに
手を差し伸べる
しなやかに選択をされて今現在があるのだと書いていらっしゃいました
しばしば
患者さんから相談を受けることも
あるようです
友人関係が長く続く人が羨ましい
友達がころころ変わるのが不安
確か そんなご相談でした
先生は痛快に斬って回答されて
います
友人関係が日々変わるのは正常
寧ろ 喜ばしい
もちろん
学生時代からの長い付き合いが続いていたり同窓会に楽しく出席できることはお互いに努力を積み重ねた証であるから尊い
そう前置きがありました
しかし
友人関係が変わるということは
悪いことではない
人間関係の新陳代謝が良い
人は日々経験を積んでいるから
いいな 素敵だな
心が動いたり離れたりを繰り返す
生き物
それで いいんです
仲良くしている人は
自分が色々な意味でお世話をしたい人、お世話になるかもしれない人
今現在を大切に
そういう私も 自分の人生
春夏秋冬をなるべく楽しく
過ごしたいと振り返っています
友達同士の愚痴は
時と場所を考えた方がよいと
しみじみする
Junko Summer
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