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景観とファッション。桜を愛でる。お花見コーデに重要なこと。あたりまえのことほど、誰も教えてはくれない。

昨夜は、MFJ(マインドフルファッションジャパン)2期初日であった。
時間は20時~ 受講後は皆で夜桜観覧。
といっても学校はオールZoomで行われている。当然、夜桜もZoom内で、なんだけどね。

過去にもスクールの課題を、自らがやっている姿をnoteに上げているが
0期、1期を終え、いよいよ本格始動。スクール名も改定し2期スタートにいたる。スクールについての詳細は、また書くとして(そっちが先でしょ、普通)


さて、その毎回出る装いの課題は、政近考案のTPPOSMという概念を
基本に、それぞれが自由に装う。TPPOSMについては 赤の女王スタイリングにも書いているし、他にもドレスコードシリーズに散々説明しているので見てみてくださいね。

初日の課題は「千鳥ヶ淵の夜桜にクラスメート全員で集まろう」というもの。へ?夜桜のファッションなんて防寒以外考えたこともなかった、という方は多いはずです。


夜桜のまえに、、

お花見で心がけたい服装とは

夜桜のまに、昼間のお花見では、注意すべき点は画像を見てくだされば一目瞭然である。
毎年、お花見がてら桜撮影をさらっと行っているが

2020年の桜は くすんだベージュっぽかった
2021年
2021年の桜は 白かった


2022年
今年の桜はピンクの色が鮮やかだった いつもはもう少しくすんだピンク。
なのでアーガイルのセーターの色は綺麗なピンクをチョイス。

要するに 景観を乱さないという配慮だ。


ただでさえ目立ち気味な私が、自分の趣味だけで服を選べば 主役の桜を
脅かすどころか、お花見に訪れている方々にも迷惑。
人々が写したい桜のイメージに、少し映り込んでしまったとしても
場に馴染む主張しない装いであれば、許されるというものでしょう。


桜を愛でるきもち


そこに 桜を愛でる気持ちと、邪魔にさえならなきゃいい、という無難な発想ではなく、自分も、ともに行く人にとっても(私の場合は、夫)その場のギフトになるような マインドと服装でいくこと。

ファッションの手法でいうと「馴染む」。色の手法でいうと「グラデーション」など、あくまでも自然の美しさを人工的な違和感で 邪魔しないことなのだ。

こうしたおもてなしの心は、本来家庭で培われるものだと思うが
日本は目障りな看板など平気で立ててしまい 京都をはじめとする特定の観光地でしか、配慮が行われていない現実がある。

マクドナルドの看板が京都では茶色ベースですよね。

これはマクドナルドの看板のベースとなる赤い色が条例での規制対象色となっているから、条例で取り締まりを受けないよう、茶に変えているんです。

京都市内のマクドナルド こんな風にね

他にもセブンイレブンやローソンなどのコンビニも、カラーやデザインが京都仕様になっています。

京都を訪れ、その思い出の記憶の中に、派手な看板は必要ないわけで
こうした「景観を乱さない」という知的配慮は、看板を自分に置き換えてみたらわかりやすいですね。

公共の場という意識。

忘れてはならない 桜から感じるイメージ表現

桜といえば 何を連想するのか?
アンケートでは、春、お花見、入学式、新年度、フレッシュ、やさしさ、しなやかさ、美しさ、かわいらしさ、ピンク、といった言葉、イメージが
多々あげられています。

「日本」という回答も多いのも特徴です。→ これは夜桜にも関連する
キーワードですので覚えておいてくださいね。

こうした多くの人が感じるイメージは、公共の場において念頭にある、ということは大切なことなんです。

個人的には、はかなさなど、センシティブなイメージもある桜なんですがね。

人々とのイメージの共有は「馴染む」コーデを考えるヒントにもなるのです。

▼昨夜からマインドとファッションの勉強を始めた、顧客であり、今は生徒さんの 坪井さんのnoteには、桜コーデの話を超えた
MFJの奥深さが綴られていて ありがたい。

そう、MFJは マインドとファッションの学校であり
桜コーデにも、当然マインドが大きく関係しています。

坪井さんが書き綴る もっと深いアイデンティティーの部分・・・
あなたは、誰なのか?というところから、装いには、それもすべてが滲み出てくるという話も、学びが積み重なっていけばいくほど、心と体で感じていくことになるだろう。その進化 深化 については別投稿で。

さて、今回のお題の「夜桜コーデ」については
続きは次回に。いつも長すぎて読む方が大変みたいなので、小分けするように心がけようかと。

もう十分 長いけどね。

夜桜なんて 防寒しか考えていない!という方こそ 目から鱗の概念に触れてみてほしいなと思います。


▼夜桜コーデのヒントは




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