君たちは どう生着るのか。 そして誰と生き、何をするのか?ブラックジャックと大門未知子になった研究者達。出逢いこそがすべて。登壇記録Vol,2
前回のポストからの続きです。
そう、ブラックジャックと大門未知子になったお2人のこと、思い出してくださいね。なんのこっちゃ、という方は、こちらの記事からどうぞ。
日本検査学会IN金沢
そこでファッションという異色の登壇。
リスキーな決断をした油野教授との出会い。私の本「人生は服・次第」をきっかけに会いに来てくださった行動力。そして、まず最初は こんなご依頼を受けました。
石川県臨床衛生検査技師会・創立65周年記念式典での登壇です。
題目は『人生は服、次第・Power of 装力』
2017年・5月に行っている。
当時は、招致をしておきながら 正直
「いったいどうなることやら?」 と思っていらしたのだとか。笑
わはは やはり 油野教授、、同じ人種だわ。リスキーすぎる!
7年前の5月、私はこの日のFBにこう記しています。
そして私はこのとき着用した白衣に見立てたジャケットを、今回の登壇前日のリハーサルで着用し、ギフトとしたのだった。
君たちは、どう生着るのか
それから7年、2024年5月、同じく金沢の地で
君はどう生着るのか?を問い続けた1時間。
今回の機会は、7年前の登壇での評価が高かったことにある、とはっきり伝えても下さいました。いやほんと、いくらご縁を頂いても結果を出していくことの大切さ、シビアさってマジで大事!
そして 今回 私が過去も今も自己をも超えて、現時点での限界まで突き詰めての楽しい登壇を全うできたのは、間違いなく油野氏と出会えたこと他ならない。
長い年月をかけてのご縁を大切に紡いできたこと、油野氏の人としての在り方を背中から学び、そんな氏は、私が運営するスクールMFJにも、生徒さんとして在籍してファッションの本質を学び続けてこられた方でもある。
こういうところも、さすがなんだよなぁ。
付き合いで学ぶとか、そういうどうでもいい感度じゃなく、自らの判断で良さそうなものには首を突っ込む(あら言い方がちょっと失礼だわね)センス。
普段はオンラインで学ぶスクールだが
MFJの学外授業やプロジェクトでも幾度となくご一緒してきた。
1年前、正式に登壇オファーを頂く
あらゆる期待に応えたい、この人であれば
いや 自分を超えていく、と決意したのが1年前。
この仕事のオファーを頂いたときだった。
また、10年前から金沢での医学学会を構想企画し、能登地震が起きた4ヶ月後の開催は正直難しいものがあったことでしょう。
すべての重圧を乗り越えて、北陸を元気に、と開催に踏み切り進んでいく姿から、私は自分自身も原点に返り、ほんとうに大切なことと向き合いながら変化、革新する覚悟が 腹を据え、研ぎ澄まされていった。
やるひとはやる。類は友を呼ぶ。
やるひとはやる、という言葉の「本質」はシンプルだ。
私の経験では、重要なとき、いる人は必ずそこにいる、という法則がある。
頭ではなく思いと行動で形にしていく真の信頼。
自分との約束を平気で破る人であふれるこの世の中で
やるひとはやるという 凄み。
同時にしなやかさ、優しさ、使命と責任。
重圧を背負うが楽しむ心意気。
東京と金沢、2度のリアル打ち合わせには忙しさのピークにあっても疲れた表情一つなく飛んできてくださったし、そうした背中から私は多くを学び、やる気に火をつけた。
そんな油野氏が、ぜひこの方に共に座長をと決められたのが、大門未知子に扮してくださった領家先生であり、やはり類は友を呼ぶわけです。
出逢ってみたら不思議と数々のご縁を感じる事実があり、、
瞬時に同じところを目指す仲間(共犯者、笑)になれた。
最後の最後まで
ファッションの真のパワーを伝えるために、純度高い準備を効率よく、あっという間に時は経ち、そのときは来た。
そして
前日リハを迎えてもなお、修正とチャレンジの手を緩めない自分がいた。
これはもう 失敗しないための必死 のマインドではなく、
チャレンジを楽しむマインドでの行為だった。
すでにある一定のクオリティーを保つことは可能だという確信が持てた上での、遊び心、心意気でもあった。
たぶん、仕事という概念すらも、良い意味で越えていたように思う。
そう、前日になってお二人の登場時にブラックジャック&ドクターXのテーマを数秒間流す、といった演出も加え(なかなか無謀)当日の舞台と客席は一体となって高揚感にあふれていたと思う。笑
同じ山を登った景色の先にあるもの
1時間の使い方は、正直チャレンジであり、無謀でもあり、でも 信じて突っ走った60分の中に、アツいメッセージと明日から即役に立つ知識も加え、政近メソッドの根幹をぐっと詰め込んでみた。
医療従事者に向けて、金沢市民の方が聞いてもわかりやすく楽しい内容とエンタテナー要素、早着替えというこんな演出は、考え付くことは可能でも、真に成功に結びつくのか?安っぽくならず、深く伝えられるのか
こういうのは、お互いの信頼関係にかかっていたし、成功させようという以上に 楽しもう!に到達していたのではないか。
これはもう 誰と出会い、どう生きるかの回答のようなものだったなぁと。
MFJで学ぶ生徒さん、有志3人が現地まで、プロジェクト参加した効果
そして、10分間のチェンジタイムに舞台裏でドタバタヘルプしてくれたのがMFJの教え子さん3人トリオ。
ミッションを見事果たしてくれた3人、、
想像を絶するプレッシャーの中、でもきっとどこか楽しみながら、変身して舞台に戻るお2人を笑顔で送り出したという。
実は、彼女たちの存在なくしては、今回の構想も浮かんではいない。
1年前から決まっていた登壇とはいえ、現実味が増してくるのは3ヶ月前くらいから。実際に誰が現地にいるのか、この時点では確定も無かったし、4月は6講演が目白押している状態にて、東京にいない日も続いていたため実質裏方メンバーの参加が決まり(全員自主的)稼動しだしたのは2週間前だった。
現地にはいなくとも 陰で支えたMFJ精鋭たち
たくや かおりんご まーちゃん まゆゆ ジュンコリーナ つきちゃん
さくら ロミ ありがとよ!
人を生かす
そうか この3人がいるならこうしよう!!というのも、楽しいものである。
まさか 会場でオーディエンスと一緒に公演を見ているだけだなんて、なんともったいないことか。
人生はとにかく、人との出逢いで決まっていく。
そして、人をどう生かすか、お互いが思いやってこそ到達できることが必ずあるし、生徒さんなら、こんなに成長できる機会ないでしょ、となる。
ファッションの視点から「どう生着るのか」を問うなら
学校の視点なら、
上野千鶴子先生や、馳(はせ)石川県知事との出逢いも。
公演を無事終え、次に登壇される上野千鶴子先生が、皆で記念写真を撮っている最中にお目見えになった。
お会いした瞬間、
2人の変身姿も含めて、すっごく喜んでくださり、私の公演について、最高に面白かった!と伝えてくださったこの機会はきっと、今後の私の人生を大きく変えていくことになると直感している。
馳知事は 「一生現役プロレスラー」と名乗るお方で、その画像をを、今回の講演内容に入れていたことから 話が弾み、意気投合!!
画像は掲載できないが、わざわざ遠方から駆けつけてくださった素晴らしきご夫婦の存在や東京からも名乗ることもなく、そこにそっと座っていてくださった方々もいる。
ほんとうに感謝しています。
すべてが終わって、盛大なパーティーが行われた
ここでも、ご縁の奥深さを感じずにはいられない出逢いがあった。
ほんとうに沢山の方々にお声がけ頂き、沢山写真があるのですが、正直まだ整理し切れててもいない。でも彼らは同じお席で親交を深めることができた皆様方。お写真の掲載もOKを頂いている。
魅力的な方々しかいない、最高に豊かな出逢いを頂きました。
特に第一印象から他人とは思えない竹林先生とは、席がお隣で
「澤さん(あの澤円氏ね)から よろしくお伝えくださいと言われてます」とお話下さり、あぁ 繋がっているんだよなぁ とつくづく思った次第。
竹林先生は、行動経済学とロックとダンディズムを愛する青森大学の客員教授でいらっしゃり、ほんまでっかRVでもお馴染みの方ですね!
あぁほんとうに 類は友を呼ぶわ~~。笑
御陣乗太鼓 って ご存知? ど迫力。めちゃ好み。
パーティーの〆は
そして会場の皆様が伝えてくださったこと。
最後に
会場の皆様が仰っていたことがすべて。
2日間で4000人もの人が全国から集まり、このパーティーも大盛況。
油野さんからお声掛けいただいたからこそ、はるばる来ました。
そして油野さんだからこそ、(地震があったが)ご決断が早く、
その思いに突き動かされた。
学術企画においては 歴史に残る拡張と学術性の高い学会となった。
のだと。
まさに 人生は出逢いこそがすべて。
誰と生き、何をするのか。
誰との時間を共にし
どんな思いを共有するのか。
口だけではない相手のための行動とは何か。
相手から、社会のためへと派生していく、真の愛情や影響力とは何か。
この度も、すばらしい出逢いの数々があり
そのご縁の根底に油野氏がいらっしゃいました。
そうしたご恩を忘れず、また第3弾の何かが起こせるように
医療とファッションについて日ごろから知見を広げ深めていきたいと思っています。
この度の登壇の準備の段階においてFBにて読者の皆様にご質問をしたのですが、そのトピックスには500を越えるご意見、経験談などが寄せられ
メッセンジャーでは数々の自己開示、本音を聞かせて頂き、その数は合計1000に達しそうな勢いでのご協力を頂きました。
皆様からの思いも形に
生かすことができたと思います。
SNSの読者の皆様との出逢いも含め
関わってくださったすべての皆様に感謝とお礼を。
ありがとうございました。
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