太陽を聴く|自分の存在価値を認識するために
昔観た映画で、日の出と日の入りに、天使たちが海辺に集まって静かに太陽の音を聴くシーン。「シティ・オブ・エンジェル」という映画。このポスターにもなった黒いロングコートの人たちが砂浜に立っている図。これが地上に降りた天使たちが、太陽の音を聴いているシーンです。頭に輪っかがついて、背中に天使の羽が・・・という天使のイメージとはかけ離れて、全身真っ黒なのですが。
わたしは水にご縁があるのか、海の近くで育ち、引越しをしても、いつも海や川など水の近くに住まいがあります。朝や夕刻に水辺に行く機会があると、(ほぼ)毎回、今も天使がいるのかな〜、わたしもその仲間に入りたいな〜と思っています。
数日前、久々のお日さまに誘われて川辺へ行きました。
陽が沈むのを眺めながら、天使の仲間入り、「太陽の音を聞いてみよう!」と遊び心で耳を澄ましたけど、川の向こうには空港が、わたしの背後には貨物列車の線路があり。。。
飛行機の離着陸の音、背後からは一体何両編成?と思うような長い列車の音、水遊びをする鳥たちの音・・・、太陽の音に集中するにはいろんな音が多過ぎました。 → というのは言い訳で、 わたしの心が静かにならなかった、ってことなんですけどね。
子どもの頃から、そうやって「自然と共に生きる」とか、「自分も自然の一部」という考えを持っていたし、自然と同調して生活したいという気持ちがありました。が、そういう発言をすると、「えーなんか変わってるね」とか、「カッコつけちゃってー」みたいに言う人がいるんですよね。今はもう気にせず話せますが、長いこと恥ずかしくて言えずにいました。
その後何年も経って、わたしはヨガに出会うのですが、ヨガに「人間は自然の一部」という教えがあると知った時、「やっぱりそうだよね!」と、ここでなら安心できる!と嬉しくてヨガがもっと好きになりました。
太陽が輝く力も、地球を動かす力も、同じ。
たくさんの命を一瞬で奪ってしまう自然災害を起こす力も、わたし達の心臓を動かす力も、同じ。
同じ源(みなもと)。
であれば、無理に力づくで物事を動かそうとするより、自然の流れに任せようという気持ちも大事ですよね。もちろんするべきことをやった上の話だけど!
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誰かに否定された、誰にも言えない秘密がある、誰にも理解されない・・・そういう思いを抱えていると、どんどん自分の存在自体に価値がないのでは、と思ってしまいがちです。
気づかなくても、どんどん蓄積されていくものなのです。
どこかで吐き出さないと。
日々の生活では気づかない、または忘れてしまった(と思っている)奥底に眠る『自分の存在価値』にまで影響を及ぼす思いにアクセスできる方法として、ヨガ・瞑想・ジャーナリングなど沢山ありますが、こんなライティング・ライフ・プロジェクト、もオススメです。
自分で自分の存在価値を認めないで、誰がやってくれる?
次期募集、来週から始まります⭐︎
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