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セミナージプシーに足りないものとは

かつてのわたしはセミナージプシー。

理由はひとの心理に興味があったこととお金を稼ぐことに興味があったことなど。

コーチングのスクールにお金130万円。

その他セミナーにお金をつぎこむ。

なんの結果もべつにでなかったけど、じぶんのためにうけてるからいいんだ、ということにしておいた。

すべての学びは無駄ではなかったと思う。

だけどお金に変えたりなにか具体的に役立てるということはしていなかった。

過去を振り返って思うこと。

前提として足りていないものがあったな、と。

これなしには、そりゃあ何を学んでもだめだよねってこと。

それは、

それは、

それは、

自己肯定感。

ようするに、じぶんでじぶんをねぎらったり、よしよししたり、励ましたりというじぶん関係が悪かった。

またできなかったの、とじぶんを責めたり、

ハードルが高くてすごいことしないとじぶんを認めないとか、

そんなすごいことはいつまでもできないから、いつもじぶんはまだまだだと思っていた。

そりゃあなんも行動できないさ。

なかなか身にならんさ。

わーい、みたいな気持ちで楽しく学んでいるのと、

まただめだったの、みたいな怒られながら学ぶのじゃ、ぜんぜんちがってくるのはあたりまえだもん。

ということで、いまはめっきり家でのんびり。

学び続けないと、というじぶんのお尻を叩くひともいないので快適なり。

そしてYoutubeでも本でも、けっこう学びはあるものだなあって感じている。

じぶんと仲直りしたら、学びはそこら辺にころがっていたのだと気づく。

そしていつかまた心から参加したいセミナーがあったら、そのときは楽しく優しく学んでこよう。

亀の小さな小さなあゆみみたいのでも、

「よくやったね」

と励ましながら。

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