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大人も成長したい~ワクワク母の会

子育て真っ最中ですが、自分がその年齢だったころを基準に色々考えたり判断したりしています。わたしは36歳になる年に息子を出産したので、常に36年前のことを引っ張り出しては息子にしたり顔で何か言っていることになります。おおかたそれでもいいのかもしれませんが、状況はだいぶ変わっています。遠い記憶だと電車やバスの床は板張りだったし、自動改札もまだなくて駅員さんがハサミで切符を切っていた。スマホどころか携帯もない時代。当時は放課後に外で遊んでいたけど、今は塾などで暇な子を見つけるのも大変、友達の概念もだいぶ変わっている。

巷では2022年末に「地の時代」から「風の時代」に変わったと言われています。物質的な豊かさに価値が置かれ、所有の文化であった180年間の地の時代にいたわたしたち親世代、自分の価値観や物事の本質が大事になり共有の文化であるこれから200年続くと言われる風の時代に生きる子どもたち(と親たち)。地の時代の所感で色々子どもたちに施していくのは得策だろうか、地やら風やら信じられないとしても間違いなく時代は変わっているし、このふたつの時代は正直言い得て妙な説明と思えます。

わたしたちにも学びがいるのではないか。机にしがみつくような学習ではなく、子どもを育てる母としてそれぞれ知っていることを出し合い、語り合い、必要となれば新しい学びをみなで得ていく、そんな会を作ろうと興味を持ってくれそうなママ友に声をかけ発足したのが「ワクワク母の会」です。

昨日は三回目の会でした。
普段よくするような世間話より一歩深めたおしゃべり、「自分が語る」ことを意識できたら。

メンバーのうち4名がうちに集まりました。わたしを入れると5名。
事前のアナウンス通りに長めの自己紹介を順番にしました。知った仲なので基本的なことより最近取り組んでいることや、まだ皆に話していないこと、そして年始なので去年の振り返りと今年の抱負を話してもらうことに。

トップバッターはわたし。最近「しゃべらせてくれ」が高じてもともとのあがり症まで克服してしまったほどなので、べらべらと仕事のことや最近の地域に根差した活動のこと、去年学んで感動したノート術のことなどまで結構な時間を使ってお話ししました。

その後4人が各々自己紹介。
ふたりは息子が1歳前後のときから、他も小学校のママ友なので数年にわたり知っているし飲みに行ったこともある人もいますが、普段聞かない意外なことがボロボロと出てきます。そして共通点を持っている人たちもいたり。弓道習っている人がいて珍しいと思えば若いころ弓道をずっとやっていた人がいて昭和めいた教本の話でふたり盛り上がったり。何かしていても耳で常に何か学んだり、わたしがなかなかルーティン化できずにいるあこがれのノート術を意識せず実践している人もいて、触発されるような話も。
自分の時間を持つ、自分を大切にする。ここを意識する人も複数いるのが印象的でした。どうしても自分のことが後回しになる母たちならではかも。
そして昨日も量子力学がキーワードとなりました。

突然自分主体で話すのは抵抗あるかな、と少し気にしていましたが、全員が話し終わるまで1時間半くらい。もう13時を回っていました。

用意しておいた麹カレーや差し入れてくれたパンや果物を食べながら楽しくおしゃべり。子どものことを中心とした世間話をしながらも、心地よい話も出ます。
息子ぼぼ助が超絶ポジティブなのを皆知っていて、「長男ってお母さんと同じらしいよ」という話から、「じゅんちゃんもそうじゃないの?」となり、ええー!?と思いつつもそうかもしれない、と最近思ったことを話しました。

自己肯定感がらみのこと、意識している人が多いけど、「わたしなんて」という言葉や所感が何を生むか。
わたしの場合は「わたしなんて」といいながら「そんなことないよ」と言われるのを期待している、恥ずかしいけれど自己分析した結果はそう。結局他人軸で生きていた、ネガティブなコメントがポジティブを生むとも思えないからいいことなしだよね。わたしもぼぼと同じ超絶ポジティブ人間かもしれない。

ご当人である息子が帰宅して急に会はお開きになりましたが、心に残る濃い時間となりました。皆さんもそんな感想をグループラインで寄せてくれました。

皆が楽しんでくれた。この会で成長したい。仲間と進んでいけたら。
ワクワクとした思いでキラキラしたものを生みだしていけたらいいな。
メンバーの皆さま、今後もよろしくお願いいたします。感謝。

よかった、ありがとう。


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