冬の農作業~くすぶっている人に絶賛おすすめ!
毎日飛ぶように過ぎていき、あっぷあっぷしていますが、譲れない予定。
木曽農園さんのお手伝い。
昨日、家族を送り出しバタバタと家事やら支度をし、自転車にまたがって木出発。だいぶ場所を覚えてきました。25分で到着。
もう先輩のNさんは着いていて、葉物野菜を袋詰めできるように枯れたり折れていたりする葉を取り除いていました。あいさつもそこそこにわたしも。
午前は納品があるので、農園主の木曽さんはその準備、わたしたちは歩いてすぐのところにある畑で「マルチはがし」を。
マルチとは、畑でよく見る地面を覆っている穴の開いた黒いビニールシートです。収穫を終えたブロッコリーが枯れた状態でまだ植わっているところ、マルチをはがしていきます。両脇の部分は土に埋まっているので地中に残さないようにシャベルで周りの土を掘り起こしながらマルチを取り除きました。
はがしていくと中に丸まったナメクジがたくさん!虫もたくさん出てきます。シャベルで土を掘り起こしたときはなまっちろい何かが動いていて仰天、よく見ると冬眠中のカエルの足でした。ごめんねぇとそうっとまた土に戻しました。
簡単な作業ですが、ちょっとした運動です。単純作業が好きな性分なので嬉々として黙々とできますが、腰をかがめたままなので今までよりハードに感じました。そして暑くなること!外の作業は寒かろうと着こんで行ったら逆効果、暑くてたまらなくなり、一枚脱いで作業。それでも暑くて汗だくになりました。
マルチをはがすのに邪魔になる植わっている枯れた作物を引き抜いてみました。枯れたといってもしっかり根を張っています。思い切り引っ張ると映画等でありえない力で岩を持ち上げる人を思い出しました。
やる気なく家で息子がくすぶっている、これは中学高校生の子を持つママ友の間で共通の悩みだったりします。
使うことなく有り余っている若い力、これを引っこ抜くのにちょうどいい。
うおぉぉ!なんだかわからないけど不満なんだよぉぉ!
枯れてもなお手ごわいブロッコリーと力の対話をしたらどうだろう。
そんなことを思いながら、汗にまみれて1時間半強作業に没頭しました。
そのうちナメクジもどうでもよくなっていました。
マルチが全部剥がれ、木曽さんの納品の準備が終わったので今度は納品にくっついていくことに。
Nさんは自転車で、わたしはトラックの荷台に自転車を載せてもらい、助手席に乗り、桜区のレスト「The LJ」へ。
お野菜のコーナーがあり、まだ残っているものを回収、新たに持ってきたものを並べました。木曽さんに指示してもらいコンテナを運びました。木曽さんはそこに置いていた名刺の数を確認し、丁寧に追加の名刺を並べていました。
The LJは洗練された内装でとても素敵なお店でした。
ここでランチもしようとなっていたので、後から到着したNさんと三人でランチ。木曽野菜を堪能しました。
冬は栽培に関することより収穫後の後片付けなどがメインのお手伝い。
ひとくちに農業と言っても無数の作業がある。
簡単なこともたくさんあるので、お手伝いの輪が広がるといいなと思います。
お手伝いと言いながら自分が大地と空とつながりとても心がとても健康になる。身体にも適度な運動が心地よい。
分けていただくお野菜、働きよりいただく気がして申し訳ないのですが(;'∀')、これにも労働の喜びを感じます。
来週の木曜日は、念願の家族三人でのお手伝いを予定。
もうすぐ終わる今年の素晴らしい締めくくりになりそうです。
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