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英語音読~騙されないための備え
一昨日、おひさまのおうちで上野尚一先生による英語音読のレッスンを受けました。上野先生は法政大やV-netで教えていて、劇作家,翻訳家でもあります。
事前に音読する題材は知らされていました。
・Media Control :The spectacular achievements of Propaganda
by Noam Chomsky
・Blackout : How Black American can make its second escape from the democrat plantation by Candace Owens
私は毎日洋書を読みますが、小説が多く、こういうタイプの本は和書でもめったに読みません。それに日本語音読指導者ですが、英語の音読はほとんどしてきませんでした。どんな感じだろう、と緊張しながらおひさまのおうちに向かいました。
上野先生はピアスをしたダンディな方でした。そして温かみがある。
そして、アメリカの事実が日本では正しく伝えられていないということ、その日本人が絶対に触れさせられていない部分を和訳よりも英語でダイレクトに知ったほうがいいとお話しされました。これら二冊の著者の立場は違うのだけど同じ事実に向かい合っているから、実際のアメリカが浮かび上がってくる。それを知るための音読ということでした。
音読について、リダクション(音の消失)やリエゾン(子音と母音をつなげる)を意識しながらチャンクで読んでいきますと案内されました。
先生が英文の塊を読む、私たちが真似をして読む、先生がざっと訳し解説をしていく。の繰り返しが始まりました。私はreadingに頼りがちで音で即座に把握できないので先生の訳を理解するのが大変でしたが、そのあとの解説が素晴らしすぎて首を縦に振り振り、うんうん唸りながら聞きました。英語についての解説よりも内容についての解説です。プロパガンダの手法、民主党共和党について、保守主義についてエトセトラ。時折脱線、「言っちゃってください」のリクエスト。
なぜこのようなラインナップで音読するのか。私たちがリテラシーを高め、メディアなどに騙されず自力で判断できるようになるため。子供たちの未来を守ることにもつながります。子供たちがこういった教育を受けて自分の根っこを育てることの大事さも痛感しました。
リテラシー、literacyは「読み書きの能力」と訳され、日本語の「読み書きそろばん」にあたるとコトバンクで読みました。
日本語音読指導者としてこれから指導していく「古典音読・作文・サイコロ暗算」が頭に浮かびました。音読で日本語能力を高めていくように、英語でもこのプロセスを踏んで英語能力を高めていくんだなと合点がいきました。日本語は一音一音が大事、英語は違うのでしょう。そのあたりは私にはまだ見えません。あと基本的な知識もかなり少なめ^^;。色々課題があるほうが次が充実するはず。上野先生を信じ、二回目を楽しみに待とうと思います(^^♪
色々とまだ理解が浅いのに述べました。
一番言いたかった感想を書いていませんでした。
音読気持ちよかった!!
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