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暖炉。質問できない女。

今日は音読体験会が終わり少し緩やかな気分、もう数か月行けていなかったので、「コメダに行くぞ!」と意気込んでいました。が、10時から松永暢史友の会がオンラインであることに気付き断念、10時過ぎにZoomにイン。

松永先生と先生の右腕前田先生が楽しそうにお話をしていました。松永先生は牧場風のカラフルなチェックのシャツを着て、暖炉の前でくつろいでいます。そして毒気たっぷりのお話を。あれれ、他の人がいない。MMコンビと私だけ。ひえ~、なんて贅沢、でも緊張しちゃうなあと思い、友の会に入っているお友達にLINE、つかの間だけど入ってきてくれ、もう一人入室し、5人に。画面上段にM私Mの3人下に2人の配列になり、おお!センターゲット!と写真を撮りました。

先生のお話は今日もとてもためになりました。そして毒付いているのでそれが爽快、スカッとします。愚民化政策云々の話にぶんぶん首を縦に振りました。それにしても先生の後ろの暖炉、なんてよい雰囲気を醸し出すことでしょう。しかも火が下火になると、背後にどなたかが四つん這いで現れて火を調整しています。それに気づくのは前田先生。さすが焚火のスペシャリスト。

1時間はあっという間に過ぎ、「質問あったら」の声、前田先生が私に何かあるか聞いてくれました。「どうせないんだよ」と松永先生、私はミュート解除し、「そういわれたら意地でも質問しなきゃと思いますが、、」と始め先生爆笑、でも質問はないのです。でもしゃべりたい。べらべらと感想を述べたら「質問ないじゃないか」と先生、「僕も質問ないんじゃないかいと突っ込むところでした」と前田先生。くぉ~!悔しい!愚民化政策の下で教育されたさまを見せつけてしまいました。

息子が幼児だったころ、松永先生の本を読んで、ユダヤ人家庭の教育がよいと書いてあったので、ユダヤ人と結婚した日本人女性の教育本を読んだことがありました。ユダヤ人家庭は壁=本棚、子どもが出かけるときは「質問してきなさいよ」と送り出すそうです。単純な私は息子に同じことをしました。そして放課後スクールの時迎えに行くと、毎度帰りの会で「質問ある人~!」と先生が聞くと必ず息子が手を挙げて質問をしているのを見ました。家でしゃべっているようなどうでもよいことを言うのかと思いきや割とまともなことを聞いて、先生も真面目に答えていました。質問というのは相手の話をよく聞いていないとできないもの。日本語能力。

あぁ、母こそそれが必要なのか。でも私は一言漏らさず話を聞き、メモを取り、ああすればいいかこうすればいいか考えましたよ。でも質問できなかった。松永先生が完璧なのか、私の頭が鈍いのか。会が終わった後もこの後味は一日残りました。

質問。先生の話したことに対してなければ、「血液型何型ですか」とでも聞けばよかったのかもしれない。
先生はいろいろ言いたいことを言って、「冗談」と締めます。愚民化政策が云々言って冗談と結ぶのだから、私も質問しなくちゃ冗談で終わらない。
悔しいなあ。よし!私は質問できる女に変身を遂げることをここに誓います!


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