夏休みの産物①〜ボランティア精神
毎年お盆の週に那須に来ています。
今日は最終日、別荘の中は通信状態が悪いので、外に椅子を引っ張り出してコーヒー&スマホタイム。
じきに片付けを始め帰途につきます。
今回は日曜の深夜に到着、4泊でした。
来週末に音読合宿をこの別荘でするので、今回はその準備に明け暮れた滞在でした。
数年間締め切っていた2階の雨戸を夫に開けてもらい、蜘蛛の巣を払って床の掃き掃除、拭き掃除。布団が参加人数分あるかチェック。
書くとたったの2,3行だけど、かかる時間は2,3時間。ズボンまで汗だくになって作業しました。
蜘蛛の巣というものはなかなか厄介で、よく見ると平たい壁などにもキラキラ光る蜘蛛の糸が巡らされていたりするし、見えなくてもあったりします。中でも一番困ると思ったのは、蜘蛛は立派な巣を作るけど、そこを去るかお亡くなりになる前に片付けないということです。作ったら作りっぱなし。持ち主のない無数の蜘蛛の巣をにわか仕立ての蜘蛛の巣センサーを働かせて処理しました。
ノートに家の各場所について合宿の時に不足なく機能できるか書き込み。箸は人数分あるか、くる人数に対応できる量の飲み物をどう用意し続けるか、など知恵を絞りました。その中でも買わなくてはいけないもの、持ってこなくてはいけないものなどできるだけ細かく記して、後でわからなくならないようにしました。
外での体験はとても気持ちよいので、音読はもちろんしますが、他のことも負けず劣らず輝く合宿にしたい、ああしたいこうしたいと思いは温泉の如く湧き続け、音読のアイディアも次から次に。ああなんで楽しいんだろう。お湯の豊富なこの地、那須湯泉大明神がなしてくれているのかもしれません。
合宿に参加してくれる方々は普段から交流して、お世話になっています。こういう機会に感謝の気持ちでできる限りのことをしたい。
そんな想いがわたしを突き動かしています。
それぞれの人がそれぞれの価値観を持っている。人との違いに割と敏感な方でしたが、もうどうでもよい、わたしはこれだ、金銭の云々とは一線を画したところなのかもしれない。
「音読×発酵」というイベントを自宅でしていますが、それも並々ならぬ気持ちでこだわりを持って企画しています。採算はとても大事な要素ですが、それは現在のところ材料調達代などで働くことです。
企画にかける時間労力はそういうものでは測れない、だけど自分はここが大好きなんだなと果てしない拭き掃除に明け暮れながら考えました。
ただの素人考えですが、一応「ボランティア」という言葉があるので、わたしはこれなんだ、昨年度からやたらとボランティアワークが増えたのも意味があったのだと気づきました。
よかった、ありがとう
②もそのうち書きたいと思います。
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