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旅人になる~大好きな人たちとのロードストーリー

世の中にはたくさんのお話がありますが、何かを探しながら旅をする、何かを集めながら旅をする、といった内容のお話は割と多く、ひとつのジャンルを確立している気がします。南総里見八犬伝、ドラゴンボール、ロードオブザリング、スタンドバイミ―、などなど。仲間を探しながら進んでいくお話しなども。

昨日は朝から吉祥寺のブイネットに音読とサイコロ暗算の指導をしに行き、午後は与野本町にある「路地裏ガレージマーケット」でいつもお世話になっているMOMO先生が主宰しているハーブスクール「Herbal MOMO みどりの学び舎」の15周年記念マルシェがありました。いつもは月一MOMO先生のご自宅でのマルシェが行われていますが、昨日は拡大版という形でした。

13時過ぎに着いた頃は人がたくさんで、ちょうど2階の広いスペースでMOMO先生がマイクを握り、生徒さんをはじめ、みどりの学び舎や地域を通して関係している人を紹介しているところでした。生徒さんはハーブの勉強をアーユルベーダやよもぎ蒸しサロン、アロマ、クラフト、染色など色々な分野で生かして独立していて眩しい限り、関係している方々もセラピスト、食関係、役者もいれば写真家、カタカムナ音読指導者もいました。
はい、カタカムナ音読指導者はミクマリ音読道場の石田珠理さんとわたしのことです。
緊張ぶるぶる病が改善しつつあるわたしは、マイクを握りしめ気持ちよくカタカムナ音読のことを紹介させていただきました。しゅりさんにマイクを渡すと、補足の説明をしてくれ「聞いてもらった方がわかると思うので」とマイクのスイッチを切ったので、ふたりでカタカムナを発声しました。
皆さん神妙な顔をして聞いてくださり、終わったら拍手をいただけました。

1階に降りるとHerbal MOMOによるハーブソルトやバジルペースト、いつも美味しいスイーツを焼いて売り切れ御免のChinamiさんのブース、有機野菜や植物販売、路地裏ガレージマーケットのオーナーによるコーヒーなど様々なお店が出ていました。久しぶりに会う人、カタカムナを聞いて声をかけてくれる人、いろんな人とお話ししました。

注文していたベジご飯(美しく美味!多様性!)をいただき、15時半からはNHKの「趣味の園芸」にレギュラー出演していた植物学者木村正典さんによる講演「植物と環境」を聞き、人間が食べるためにひとりよがりに地球を使ってきた結果である現状に至るまでの経緯、これを元に戻していくために提案されている様々なアイディアをわかりやすく説明してくれ、生物多様性の重要性をパッション込めて話してくれました。

帰宅後、ご機嫌なわたしがいました。楽しかった~、会社のような後ろ盾鳴く何かに頑張っている人同士話すのは楽しいなあ。1年前にHerbal MOMOを知り、MOMO先生はじめたくさんの方々と交流するようになり、Facebookも数人だったお友達が今や200人になろうとしています。

ふと、思いました。カタカムナ音読を多くの人に届けるため、アイテムを探しながら旅をしているみたい。この人に出会った、こんな助言をいただいた、そうしたら今度はこっちに行ってみよう。自分を旅人と思ったことはないけれど、これは間違いなく旅だ。
何かを探す旅のお話しは見つけた時のめでたしめでたしもあるけれど、その過程が大部分、そこに読者は惹きつけられる。カタカムナ音読の旅物語にリアル参加。人を惹きつけれられるほど楽しもう。

路地裏ガレージマーケットにチラシを置かせてもらったり出店できたら、とコーヒー焙煎人でもあるオーナーの名刺をいただいてきたのを思い出し、出して見たら、
「旅商人 珈琲焙煎所 路地裏ガレージマーケット」

ここにも旅人。よいご縁になりそうです。



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