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息子に明るく照らされる日々

息子は偉人のようです。少々のことには動じず、ポジティブ思考、他人の評価など意に介しません。

戦わない武道・天真体道の曾禰田先生は息子に「お前は人を幸せにする才能がある、おれはお前が大好きだ。」と言います。

なぜか息子と接点のない同じ中学の生徒でも「そがちゃんかわいい」と息子を知る人が多いです。出身小学校が違い同じクラスになったこともない子や学年までも違う子のママが「うちの子、息子さんのこと知っています」と教えてくれます。

今日も中学校にPTA本部の活動で行き、職員室に出入りし教頭先生とやり取りしていたら、去年の担任A先生が教務主任の先生と話していました。明るく挨拶したらA先生が「そがちゃんの」と伝え、教務主任の先生は笑いながら挨拶してくれました。どうやら教務主任も息子を知っているようです。

そんな息子なのに、ずっと友達がいないのではと心配していました。
中学に入って授業参観に行くと見慣れない少年が息子に肩組んだりしてじゃれていて嬉しく思いました。
そのBくんは息子のことをとても好いてくれていて、お母さんも保護者会で会うと「うちの子そがくんが大好きで、家でよく話すんです。弟妹もそがくんが大好きになって。反抗期でもそがくんのおかげで和めたりするんです。」なんて伝えてくれます。
Bくんのおうちと我が家は考えが似ていて、スマホもゲームも持たせず、連絡手段はSkype、親同士も話していて盛り上がります。

Bくんとはラッキーなことに2年生でも同じクラスに。
つい最近、「Bくんと約束した」とおうちに遊びに行くことになりました。
わたしもうれしくて持たせるお菓子を何にしようか楽しく考えました。

「Bくんに持ってくるように言われたものがある」と息子。
なんだろう、ゲームは持ってないからポケモンカードとか?
尋ねると、「小学校の卒業アルバム」と答えました。
なんて可愛いんだろう。思わずきゅんとしてしまいました。

当日、息子はBくんの家で楽しく過ごしたようです。
卒アル見る以外になにをしたの?と聞くと、「Bくんの弟や妹もいっしょにかるたをした」そう。ぐりとぐらのカルタ。外でドッジボールもしたとか。
スマホやゲームを持たない子の遊び。ほっこり。
夏休みにまた遊ぶと言いました。

息子の学年は職業体験をすることになっており、今日は3日目、最終日でした。わたしはPTA本部の活動があったので、中学校に自転車で向かっていたら、正門から出て行く三人組の男子を見つけ、一番後ろにいるのが息子であると気づきました。自転車でそうっと追いかけ近づいて「がんばってね」と言いました。嫌がると思ったのに息子は振り向いて一瞬驚いた表情をしてから「はあい」と答えました。うつくしきことかぎりなし。
(古典ではうつくしいはかわいらしいということになります)

たまに周りが気になり不安になり怒ってしまうのに、のびのびと育ってくれ、息子の器の大きさに感謝です。

よかった、ありがとう。


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