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チューリップ 水やりトラブル

 花壇に植えたチューリップや水栽培のチューリップは水やりでトラブルことはあまりないのですが、鉢植えやプランターに植えたチューリップは意外に水やりでトラブルすることがあります。

 ここではチューリップの水やりのトラブルについて解説いたします。

水やり不足

 鉢植えのチューリップで一番多いのが水やりの不足です。鉢植えやプランターなどはベランダや家のまわりなどに置かれることが多く、花壇と違って風向きによっては雨が当たらないことも多いのです。

 冬だから頻繁に水やりしなくても大丈夫だろうとサボっているとチューリップは水不足になってしまいます。完全に乾燥すれば枯れてきますが、そこまで行かなくても花茎が短くて、葉の間くらいで花が咲くのは水やり不足の証拠です。

 チューリップの鉢植えは真冬でも用土の表面が乾いたら水やりしないといけないということを覚えておきましょう。

過湿

 忙しい人やずぼらな人は水やり不足になりがちですが、専業主婦の方やご老人などの時間が取れる方がやりがちなのが水のやりすぎですね。

 真冬は温度が低いので葉からの水分の蒸発量も少なく、必要な水分量も少なくて大丈夫です。それなのに気候の良いときと同じように毎日水やりしていると用土が加湿になってしまいます。

 多くの球根植物は用土が加湿になると球根が腐ってきます。特に真夏や真冬などの環境の厳しい時期は球根の耐性も落ちるようです。

 冬から早春にかけてチューリップの調子が悪いときは、水のやりすぎか水やり不足が原因のことが多いようです。乾いた割りばしなどを用土に挿して、用土の乾燥具合をチェックするように心がけましょう。

 土に差し込むだけで水分含量がわかる水分計もガーデニングセンターなどでは売られています。土壌酸度計もいっしょになっていることが多いので、1本あると便利ですよ。

==> ガーデニングの裏技 (jiten8.com)

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