オキシペタラム
オキシペタラムはブルースターとも呼ばれ、青い星型の小花をたくさん咲かせてくれる宿根草です。
暑さに強いので温暖化が著しい日本では夏に使いたい植物ですね。半耐寒性ですが暖地では簡単な霜よけをすれば屋外で越冬可能です。
八重咲きのオキシペタラムはよく切り花としてお花屋さんで見かけます。白やピンクの花色の品種もありますよね。
オキシペタラムの育て方
初夏から夏にかけて花付き苗が出回るので、鉢や花壇に植え付けるといいでしょう。用土は市販の草花用培養土で大丈夫ですが、根を傷めないように注意してください。
日当たりが良く、やや乾き気味の環境を好む植物です。半ツル性なので支柱を立てて、支柱に誘引するようにします。
梅雨時に雨に当てると傷みやすいので、鉢植えの場合は長雨の時は軒下に移しましょう。
早めに摘心して枝数を増やすと花数も増えます。株があばれるようなら、いったん半分くらいに切り戻してください。
オキシペタラムは種を付けやすいのでこまめに花がらを摘んで種ができないようにしないと株が弱ります。
オキシペタラムの越冬
暖地では簡単な霜よけで越冬できますが、寒地では室内に取り込みましょう。 花壇植えの場合は8月の下旬に挿し芽をしてポットや鉢植えを作っておいて室内で越冬させましょう。
3節で切って、切り口を水で洗ってから発根促進剤を少しつけてバーミキュライトに挿します。
オキシペタラムはこぼれ種でも殖えますが、それでは秋にならないと花が咲きません。夏に咲かせたいのなら、秋に種を採取して春になったら早めに室内の育苗器内で種まきします。
できた苗も室内で保温して、5月中旬以降に屋外に移してください。オキシペタラムは根を傷めやすいので、できるだけ移植回数を減らすようにしましょう。