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weepingとは「枝垂れる」という形容詞で、今回はノウゼンカズラを主幹を1本だけ伸ばすスタンダード仕立てにして、それから枝垂れさせて観賞できるようにする方法をお伝えします。 この仕立て方は鉢作りのフジでよくやられる方法ですね。 傘の様になってフジが咲いている鉢物です。 これを3年かけてノウゼンカズラで完成させます。 1年目 普通のノウゼンカズラの鉢植えを用意します。 春先に主幹にする枝を選んで支柱に止めます。 根元から1/3程度より下から出ている枝は根元から切
夏休みなどに旅行するときに問題になるのが水やりですね。 そういう時に活躍するのが自動水やり機です。 旅行時以外でも水やりの手間が省けて忙しい人には重宝なものですね。 最近はソーラー電池で動くものや水道がなくてもタンクから給水するものなどありますが、たくさんの鉢やプランターがあると全部に行きわたるようにセットするだけでも大変! スプリンクラー式のものだと木の陰になって水がかからないところがでてきたり、細いチューブが折れて途中から水が行かなかったりとトラブルも多いです。
芙蓉(フヨウ)は東アジア原産のアオイ科の落葉低木でハイビスカスの仲間です。 アメリカフヨウはフヨウの近縁種ですがアメリカのアラバマ原産で多年草でクサフヨウとも呼ばれています。 原種は大きな赤い目立つ花が特徴ですが、さまざまな近縁種と交配されて花色がピンクや白のものや矮性の品種も開発されています。 耐寒性もある育てやすい植物なので夏のお庭のアクセントにいかがでしょうか。 アメリカフヨウの育て方 4月から5月中旬までに日当たりの良い場所に植え付けてください。 もともと
教科書的なことを言うと、耐寒性のない熱帯果樹は大き目の鉢植えにして育てて、冬には室内に取り込みましょう、となります。 しかし、この方法ではどうしても収穫できる実の数に限りがありますし、冬越し時に弱ってしまうことも多いように思います。 そこで、発想を変えて、野菜のようにパパイアの苗を地植えにして、ひと夏でたくさんの実を収穫しよう、というのが今回のお話です。 寒くなって枯れたらそれでおしまい、冬越しは考えません。 矮性の苗を入手する 紅妃などの矮性品種の苗をインターネッ
プルバーゴは6月から9月にかけてスカイブルーの小花を手毬状にたくさん咲かせてくれる常緑低木です。 プルバーゴは属名で以前からルリマツリの名前で鉢花として流通していました。 熱帯原産なので暑さに強く、涼しげな花色なので梅雨時から真夏にかけての鉢花や花壇の花木として人気があります。 自然に放任すると2mくらいの樹高になります。 霜に当たらなければ越冬できるので、暖地では庭植え可能です。 非常に生育旺盛な植物なので重宝します。 プルンバーゴの育て方植え付け 市販されて
狭い意味でブルーサルビアと言えばファリナセア種を指しますが、この植物は青の発色はいいのですが、耐寒性がないので日本では1年草扱いになります。 一方、宿根系のサルビア(セージ)の仲間には青系統の花色のものも多いですね。 ここでは「ブルーサルビア」をSalvia属の青い花を咲かせる植物のように、広い範囲にとって、ご紹介します。 なお学名(おもな流通名)という表記にしております。 ファリナセア(ブルーサルビア) 以前はブルーサルビアといえばこの種類を指しました。 アメリ
シェルジンジャーとは沖縄でよく栽培されている月桃のことです。 花が貝殻のように見えることからシェルジンジャーと呼ばれています。 抗菌作用や防腐作用が強く、沖縄では虫よけによく使われています。 沖縄の郷土菓子のムーチーを包んでいるのも月桃の葉です。 最近では香りを楽しむポプリやハーブティーにも使われます。 低温にさえ注意すれば育てやすい植物なので、お庭の片隅あると重宝しますよ。 シェルジンジャー(月桃)の育て方 通販で苗を入手することができます。 関東以西の暖地
ただでさえ温暖化で猛暑になっているのに、エルニーニョ現象が重なると最悪ですね。 エアコンを使わないといられないですが、電気代も高騰中! こうなったら緑のカーテンを使って少しでも部屋の温度を下げて電気代を節約しないと。 ちなみに緑のカーテンの植物に水やりするついでにお庭に打ち水するとさらに涼しくできます。 どんな植物を使うか 緑のカーテンに使うのはツル植物です。 できれば葉が多くて日差しをより多く遮ってくれる植物がおすすめ。 丈夫で暑さに強いのはもちろんですが、花
「園芸植物と共に夏を生きる」と題して2冊目の電子書籍を出版しました! サブタイトルは「日本の夏を乗り切る夏越しの秘訣」 「ガーデニングの裏技」の運営者 並木順子が温暖化著しい日本の夏を乗り切るための夏越しの裏技を伝授いたします。 kindle unlimitedで追加料金なしでお読みいただけます。 下記のバナーをクリックしてくださいね!!
元気に咲いてくれていた春花壇も初夏になるとくたびれてきますよね。 夏花壇用の苗を買ってきてもいいのですが、諸物価高騰の折なので、できれば種だけ買って自分で苗を作りたいですよね。 その方がずっとたくさんの苗を花壇に植えることができますし、発芽して苗が育っていくのを見るのも楽しいものです。 6月は梅雨の時期なので空中湿度も高く、もちろんそれなりの温度もあるので以外に種まきしやすいです。 早めに種まきすれば梅雨明けまでに花壇に作った苗を植え付けることができます。 梅雨明け
日本の都会は地価が高いので「庭付き1戸建て」といっても、その庭は猫の額ほどしかありませんよね。 そこに花木でも植えようものなら、花木の根が張って他の植物を植えることができなくなります。 また、寒さに弱い熱帯花木は夏は庭に植えたいけれど、屋外では冬越しできません。 そういう時に有用なのが鉢ごと埋めてしまう「鉢埋め」の技ですね。 ちなみに「鉢埋め」というのは私の造語です(笑) 水はけをよくする 植物を鉢ごと花壇などに埋めるのですが、注意点が2つあります。 使用する鉢