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キラキラした元気高齢者アクティブシニアが活躍するまち

「自分の人生を自分らしく生きる」
当たり前のように見えますが、実際に改めて「自分はどう生きたい」って考えた事りますか?
人生100年時代と言われています
特に北九州市は政令市の中で最も高齢化率が高くその中でも私の住む門司区は市内で一番高齢化率が高く16.8%にものぼっています
もちろん高齢化が悪いわけではありません
介護保険を利用して生活している方もいらっしゃいますが約2割の方です
8割の方は介護保険の認定を受けずに生活をされています
私はその元気な高齢者にもっともっとキラキラしたアクティブシニアになって頂けるような仕組みづくりができないかなと考えています
今まで私は介護サロンのプログラムの一つとして「終活」(これからの自分の人生を考える)という取り組みを行ってきました
「終活」という名前がちょっとイマイチ暗いかなとは思うんですが、わかりやすいのでここでは「終活」という言葉を使います
「自分の残りの人生を考えていく」それは決して高齢者だけに関わる問題ではありません
本当は若い人、20代の人からでも「自分の生き方」については考えて欲しいと思っています
ですが今回はちょっと高齢者に限らせていただきますね

うちの母は82歳です
82歳なのでいつ介護の状態になるかもしれませんし命の終わりが来るかもしれません
一人暮らしをしていますので私もできるだけサポートはしておりますが、ちゃんと向かい合って母がどのように最期を迎えたいのかっていう話は今まで避けてきました
そんなある日、私の母も参加しているサポートセンター門司の「介護サロン」で「終活」について考えてみる機会がありました
いきなり「終活」って言われて、参加している皆さんも最初は抵抗があったようで「嫌だわ」「そんな死ぬことなんて考えて考えたくもないわ」っていう感じのリアクションでした
そこで「もしばなカード」というツールを使うことでゲーム感覚で皆さんと考えて見ることができました
自分にとって何が大切なのか自分は何を大切に思っているのかを、カードゲームをしながら出していくのです
もしよろしかったら皆さん一度やってみてください
https://youtu.be/tNM-c3Gdkso
皆様方が少しでも今からの人生今からの生き方を考えていただくきっかけになればいいなと思います
面と向かうと言い出しにくいことも、ゲームをやっていくうちに「これは娘に話すとかんといけんね 」とか、色々と必要なことにたどり着くかもしれません
私は北九州市に「終活センター」という情報発信の場、相談できる場を作りたいと考えています
おとなりの福岡市には福岡市社協が運営する「終活センター」というものがあり全国から注目され視察もたくさん行われていると聞いています
どうぞホームページをご覧になってください
http://www.fukuoka-shakyo.or.jp/demo/consult/index.html
最初に申し上げた通り北九州市は高齢化率が高い町です
しかし元気高齢者も多い
そんな「北九州市」のでも高齢化率の高い門司に「アクティブシニアの中心拠点」として情報発信の場である「終活センター」というのがあったらいいなと思いませんか?
拠点があるだけでも皆様方が気軽に、ポジティブに「終活」について考えてみようかなと思うのではないでしょうか
そしてそこは元気な高齢者が集まる場所。
アクティブに活躍することこそ「真の終活」と言えるのではないでしょうか
また元気高齢者が増えることで医療費だったり介護保険だったりという財源の削減にもつながります
必要な人に必要なサービスが提供できるというSDGsの考え方にも合致する持続可能な取り組みです
現在でも市民センターや公民館などで様々な講座や介護予防や健康に関するクラブや講座がコロナ感染対策をしっかり行なった上で開催されております
私が提案する「ポジティブな終活」という考え方もこうした活動の中で少しずつ理解いただけているようです
この活動が多くの人に理解してもらえて、今よりもっとキラキラした前向きな人生100年時代になるといいと考えています
一般社団法人きみの居場所はどんどん皆さんの意見を取り入れていきたいと考えていますので、小さなことでも構いません。皆さんの意見をお待ちしています

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