愛媛県の郷土料理「伊予さつま」と写真家の高埜志保さんの話
郷土料理の連載を始めました。
地域発信型ソーシャルグッドマガジンのLocal letterさんのサイト内で、私がこれまで地域を訪れる中で出会った、郷土料理を継承している方に改めてお話を聞き、その方の想いを伝えていく内容になっています。
すでに、連載は数回終えているのですが、ひとつずつnoteでも紹介をさせてください。
まずは、初回の企画で、Local letterの代表平林和樹さんとの対談の中でも紹介した、私の故郷、愛媛県の郷土料理「伊予さつま」です。
写真家の高埜志保さんの話
実はこちらの写真、写真家の高埜志保さんに撮ってもらった写真なんです。
彼女は元国家公務員。出会った時は、同じ国家公務員同士。勤める省庁は違っていたのですがTwitterで相互フォローしておりお互いに意識していた存在でした。ある日「料理を作っている様子を撮らせて欲しい」と願ってもないメッセージを下さり、うちに来てもらった時に私が作ったのが愛媛の郷土料理でした。
透明感のある写真が特徴。というか彼女自身がとても透明感のある方なんです。そして小さなことに驚いたり喜んだりして本当に可愛い。写真って撮る人の心も映してしまうものなんですね。
その後、彼女は公務員を退職し、本格的に写真家として活動されています。
(ずっと応援しています)
愛媛の郷土料理「伊予さつま」
では「伊予さつま」の作り方を紹介します。
(作り方)
①米と麦は合わせて洗い、米と同じ水加減で炊く。
②鯛は塩を振り、魚焼きグリルで両面を焼き、粗熱が取れたら身をほぐす。③きゅうりは薄い輪切りにし、青じその葉はくるっと巻いて千切り、みょうがはみじん切りにする。
④すり鉢の内側に麦みそを塗って、底を手で持ち逆さにして、コンロに1分ほどかざして、焦げ目をつける。
⑤④へすりごまを加えてすりこ木ですりつぶし、ほぐした鯛を加えて、さらにする。
⑥滑らかになったらだし汁を少しずつ加えてのばす。
⑦器に、ごはん、きゅうり、青じそ、茗荷を盛りつけ、だし汁をかけていただく。
高埜志保さんのnoteでも書いていただいています。
国家公務員で働きながら、業務とは別で何かに取り組んでいる。似たような境遇だから、気が合った(惹かれあった?)のかもしれません。
私も、これからも地道に、全国の作り手や伝え手の方の想いを上手く伝えられるよう・・・頑張ります!
こちらの記事もぜひ(山内コーヘイさんが撮ってくれた私の写真もお気にいり!)郷土料理の連載のことは、noteでも触れていこうと思います。
中央省庁に勤務。日本の食と農に思いを馳せる妄想料理家。休日はNINO FARMにて野菜作りをしたり、全国の産地に出向き美味しい食材の魅力を発信する。フードアナリスト、野菜ソムリエ / 愛媛県出身/砥部焼大使。