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高校受験のシステム(東京都)

こんにちは。純子です。

今日は、今中3の次男の高校受験について。

長男は中高一貫校だったので、我が家には初めての高校受験!
中学受験とは全く別物なので、大枠ではありますが、これまでで分かったことを書いておこうと思います。

都道府県によって制度が違うみたいなので、東京以外の方は確認してみてくださいね。

東京都の場合を、都立受検と私立受験に分けて書きます。

【都立受検】

(都立高校は「学力検査」により生徒を選抜するので、「受検」と言います。)

毎年ほぼ固定の日程で願書の提出日や検査日、合格発表日が決まります。

ちなみに令和4年度は

推薦選抜     :令和4年1月26、27日  合格発表日:令和4年2月2日
学力検査日(一次):令和4年2月21日    合格発表日:令和4年3月1日 です。

推薦による選抜学力検査(一次・二次)があります。

推薦は面接や集団討論があり、倍率が高いですが、都立第一志望の生徒は、推薦も一般も出願・受検する生徒が多いようです。選抜の方法は、学校によって異なるので、調べてみてください。推薦の方が倍率が高いので、推薦で合格したらラッキー!くらいに思っていた方がよさそうです。
出願には学校の推薦書が必要になります。

都立高校の推薦合格者は必ず合格した都立高校に進学することが条件となっています。

学力検査は一次と二次(前期・後期)がありますが、一次で欠員が出た学校のみ、二次検査が行われます。あらかじめ「前期・後期」と、人数を分けて募集する学校もありますが、いずれにしても少数なので、ほとんど一次(前期)の日程で合格者は決まってしまいます。
検査は5教科。全て都内共通問題ですが、一部学校は自校作成問題の学校もあります(いわゆる偏差値の高い学校)。国数英自校作成問題+理社共通問題、のほか、英語のみ自校作成問題+国数理社共通問題、という学校もあります。

推薦も学力検査も一校ずつしか受検できないので、必ず都立に入学したい生徒は自分のレベルに近い学校の中から、確実に合格できるよう、慎重に学校を選んでいきます。

普通科以外にも、様々な形態の学校があるので、適性やしたいことに合った学校選びが大切かと思います。実際学校に足を運んで校風や生徒の様子などを見ることも大事です。だいぶ雰囲気が違います!


【私立受験】

東京都内にある私立学校は2月10日より数日間の受験期間があります。14日ころまでなので、その日程の中で志望校を検討していきます。

また、都外の私立高校を受験することもできるので、日程が早い埼玉や千葉の私立高校を一足先に練習のつもりで受験することもできます。

私立学校にも推薦と一般受験があり、推薦は出願条件を満たせば、第一志望校について1校のみ受験できます。中学校の推薦書が必要ですので、先生に早めにご相談されるのがいいと思います。推薦合格者は必ず合格した私立高校に進学することが条件です。

中高一貫校だと、学校の推薦書を書いてもらえない、と聞いたことがありますので、その場合は推薦受験はできません。(私立・都立問わず)

学校によって出願条件は様々ですので、インターネットや資料請求、学校説明会などで確認された方がいいと思います。本人の内申も条件になってくるため、内申の点数がはっきりするまで、出願できるかどうかは保留、となります。

私立高校の一般受験は内申・学力にかかわらず、受験可能です。学校数も多いので、ある程度しぼって学校見学・説明会に行くことをおススメします。

また、「最後の頼み」の学校も大事に探すことが必要です。「併願優遇」の制度は、第一志望校が受からなかったときに来ていいですよ、と、仮約束してくれる制度です。併願優遇の制度がある学校には早めに資料請求し、学校にも足を運ぶことをおススメします。

大体の学校は、内申点や出欠席、等が「併願優遇」の条件になっているようですが、学校によって様々です。
同じ「併願優遇」でも、公立の第一志望校が不合格だったら受け入れます、という学校から、公立も私立も受験(受検)して構いません、という学校まで。また、条件も学校によって細かく違いがありますので、個別相談に参加して、確認してみてください。次男が行った学校は、「本人との個別相談」も条件となっていました。生徒本人の意思を確認しているのかな、と感じました。


高校受験・受検は、学校見学も保護者と一緒の生徒が多いですし、親子ぐるみで準備が必要となってきます。親の役割は、健康管理と情報収集!中学校、受験(受検)する高校、塾などから必要な最新情報を確認することが必須です。

志望校選びはできれば子供本人にさせたいですが、なかなか決まらないお子さんは、ある程度学校を絞ってあげて、中1、中2から一緒に見学に行くといいと思います。

緊急事態宣言等で公開行事も少ないですが、可能な限り、本人が自分の目で見て話を聞くのが一番、と感じました。なんとなく、「合う」「いい感じ」など、感じることもありますし、受験勉強へのスイッチになることもあると思うからです。


さあ、我が家は今週、出願に必要な中3の内申点が分かります。
これによって、今考えている受験スケジュールを再検討する必要が出てくる可能性もあるので、ドキドキです。

今年度受験の方も、数年後に受験の方も、親子で頑張りましょう!!

それでは!
読んでくださり、ありがとうございました♪

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