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フィンランドの野草を食べてみた⑦ハマナス

 ♪ 知床の岬に~ハマナスの咲くころ~

 ハマナス。北海道に住んでいた時にそこいら中にあったなー、懐かしいなー

 それもそのはず、フィンランドにあるハマナスは、18世紀に日本からヨーロッパに導入されたのです。英語名はJapanese Rose。フィンランドには20世紀初頭に入ってきたそう。そして、今、それが侵略的外来種として猛威を振るうようになっているのです。

 ハマナスは春にピンク色の花をつけ、夏の終わりに赤い実をつけます。その実はそのまま食べるとものすごい数の種があるけど、結構おいしい。ジャムにして食べるといいですね。

 バラ科なのでかわいいのもあって、フィンランドでは垣根に利用されたり、 道沿いに植えられたりとして徐々にその範囲を広げてきました。そして、増えすぎて、規制対象になってきているのです。

 2022年6月1日までの過渡期を経て、ハマナスを栽培のは禁止になるといいます。道路や公園や個人の庭でも禁止。

 さあ、今後どうなるのかな。

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