「免許を取るのは大人の証?」義務が生じるカリフォルニアの運転免許


カリフォルニアでは免許保持者を成人とみなして、その中から陪審員の呼び出しをかけるようです。

免許を取ったら、米国籍じゃなくても、とりあえず呼び出しのかかる可能性があるってことです。この呼び出し状を無視すると、罰則があるので注意しましょう。

免許を取ったらほどなく私のところにもジューリーサモン(陪審員呼び出し状)が来ましたよ。該当部分にチェックを入れて送り返さなくてはいけません。私の場合は日本国籍なので、陪審員になることはできず、

□ I'm not a US citizen.

ってところにチェックを入れて、ごく簡単に送り返しました。
米国籍だと余程のことがない限り断ることができないそうで、グラントアプリケーションの(研究補助金申請)締め切りが近かろうが、リバイス(論文の修正投稿)で手一杯だろうが、市民の義務を果たさなくてはいけません。

ラボの同僚M氏は、日頃はヨレヨレのTシャツにジーンズ姿でピペットマンを握っているのだが、ある日、襟付きシャツにすっきりしたズボン姿で現れた。

「今日何かあるの?」
って、とりあえず聞くよね。

「今日はジュリーデューティーで裁判所に行く!」

って、出かけていきました。
本人はまんざらでもなさそうだったが、ラボのボスは「んにゃー!」って怒ってました。でも、市民の義務だからね。それを認めるのも雇用者の義務です。

「怒っても 仕方ないなら 怒らない」でいきましょ。

とは言え、リバイスなんか抱えてたらジュリーしてる場合じゃないだろうな。




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