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これでいいのか?娘が愛したスパイ

 スパイといえば裏切り、裏切り者といえばデビルマン。こんばんはじゅんぷうです。

 前の記事で、わが家の高2娘の海外ドラマ好きについて書きましたが…

 いろいろ思い返してみると、初めて見せた映画が『007 ゴールドフィンガー』だった、ということに思い至ったのです。劇場版「プリキュア」に行く前にジェームズ・ボンドを見せていた。『フルハウス』と同じぐらいのころだったと記憶していますが、家のHDレコーダーに録画されていたのを、時々くり返し見ていた気がします。

 4歳ぐらいの幼児に、いくらそのものではないとはいえショーン・コネリーが美女とあれこれするのを見せていた…。ショーン・コネリーみたいな男しか愛せなくなったらどうしよう?と当時思ったものでした。

 この『ゴールドフィンガー』は「007」シリーズ3作目で、シリーズ通してのお約束的な要素が出そろった作品。秘密兵器満載のボンド・カー「アストン・マーチン」も本作が初登場です。

 ただ今思うと…世界的スケールの作品の原点でありながらも、これでいいのか?という要素がすんごいある! 

▶罠じゃない?罠じゃない?←美女と秒でねんごろに

▶帽子!武器が帽子!←ギャグかな?疑問しかない

▶神経ガス散布時のモブの倒れ方!←たけしの元気が出るテレビでやってた100人隊企画?

 あえてシリアスを打ち消そうとしているのかしらと思うほどの描写の数々。中でも当時4歳娘にヒットしたのは水鳥潜水服のシーンですね。敵地に侵入する緊張の場面で、頭にフェイクの水鳥つけたショーン・コネリーが水面に現れるんですから。そして潜水服を脱ぐと中からは皺ひとつない白タキシード。見るたび「おじさん、忍者なの?」と言ってた娘の観点、間違ってませんよね?


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