Road to master 3粒目

「宝石の詰まった箱」
喫茶宝石箱はエッセイに描かれているままのお店でした。
誰の為でもない、誰に何を禁止されたり咎められたりするわけでもないオーナーが好きなように好きな事を詰め込むまさに「宝箱箱のようなお店」おぼろげではありますが「自分のお店を持つ、作る」という事がどういう事か。喫茶宝石箱に足を踏み入れて体で感じとれました。

もちろん喫茶店はお客様商売。提供する物や空間に料金を頂く。しかしその料金を頂く『物、場所』は『自分』が決める。つまりは『自分の好きな事をして生きる』って事だ。

看板メニューであるクリームソーダ、トースト。追加で珈琲を頂いた。店内に散りばめらたオーナーの好きな物を眺めながら。

『喫茶店』とは今更ながら『付加価値の集合体』なのかもしれない。コンビニエンスストアで当たり前に100円ちょっとでしっかりした味の珈琲や缶ジュースは飲める。それは『飲み物』の値段。

『喫茶宝石箱』という扉あける。
『世界観』に触れる。
『オーナー』と言葉を交わす。
その世界観の一席に座り自分もその世界観の『一部』になる
そして提供される『料理』を楽しむ。
その『付加価値の集合体』が喫茶店の『楽しみ』なのだ。

自分が進むべき道の入り口に立つ為の『気付き』を喫茶宝石箱はくれた。
金井さん、ありがとうございます。

「僕の為の喫茶店を作ろう」

決意をしてお店を後にした。



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