アーティストって?
「アーティストです」と名乗ることありません。
名乗っても「作家(ものつくり)です」くらいです。
ひとには2種類います。
1. 他人の目が気になるひと
2. そんなもの気にしないひと
他人の目が気になるの彼は、まず壁を作ります。
そして、壁のなかにお城を建てます。
そのお城のなかでしか通じない法律があり、
それに乗っ取って、ものごとが進みます。
やがて、彼は裸の王様になるでしょう。
そんなもの気にしない彼はちがいます。
壁なんて見えていません。ヒラッと飛び越えます。
もしくは、まっすぐぶつかっても気がつかないまま、
ふれた壁は崩れてしまうでしょう。
裸で空を飛びだすこともあると思います。
その時、
「おちんちんに風が当たって気持ちいいなー」
とは、言っても
「裸で空を飛ぶって気持ちいいなー」
とは言いません。
なぜなら、「裸」というのは「服を着る」ことを前提にしているからです。「空を飛ぶ」というのも同じです。
彼は彼のふるまいたいままに振舞います。
ですから、裸でいるということは、あたりまえすぎて意識していないのです。
そして、その彼の行動がそのまま作品になり新しいルールを生みます。
壁をつくってマイルールにおぼれるのでもなく、
ルールを上手に解釈し、運用するのではありません。
そんなものは塗り替えてしまうのです。
それが、アーティスティックな仕事だと思います。
そういうわけで、「アーティストです」とは恥ずかしくて名乗れませんが、
アーティスティックな仕事はしてみたいと思います。
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