GDPRビギナー / 短時間で学ぶGDPRの基礎と実務【第4回】戦略的なGDPR対応とは
前回は、データマッピングを効果的に行う方法についてお話しました。
データマッピングを踏まえて、次に行うべきは具体的なGDPR対応です。
個人的な印象としては、まだ施行されて間もないGDPRについては、ある程度やるべきことは決まっているものの細かいところでは、まだまだ確固たるプラクティスが確立しているわけではないため、どの法律事務所も細部では手探りでプラクティスをしているように思っています。
そのようななかで、どのようにGDPR対応を戦略的に行っていくべきなのか、第4回は「戦略的なGDPR対応とは」について基本的な事項を簡単にご説明いたします。
それでは、はじめていきましょう。
*************GDPRビギナー / 短時間で学ぶGDPRの基礎と実務****************
第1回 GDPRの全体像(GDPR概要、BREXITとの関係、現実リスクの有無)
第2回 我が社に適用があるか否かのGDPRの対応チェックシート
第3回 効果的なデータマッピングをするために
第4回 戦略的なGDPR対応とは
第5回 DPOの選任-ドイツの特殊性も踏まえて
第6回 日本企業からもっとも多い質問-名刺交換から取得したパーソナルデータの実務的対応
*********************************************************************************
ここから先は
3,141字
¥ 100
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?